【精神病の天才ピアニスト】


【本日初めてお越しの方への“お知らせ”】
平日は「B級グルメ・コラム」を“一生懸命”書かしてもろとりますけど
日曜・祝日は“B級グルメ・ネタ”「お休み」戴いて
「炎の浪速男」の『趣味ネタ・コラム』を書かさしてもろてます。
『B級グルメ』やから来たのに…ちゅう方は、
すんまへんけど「過去に書いた“B級グルメ・ネタ”」で楽しんでおくれやす。
ちゅうこって、よろしゅう頼んどきますぅ m(..)m
ほな、「本編」のはじまりですヮ↓




はっきり言うて「クラッシック」(音楽)は大の苦手。
これを克服しょうと思て
今まで何回「クラッシック・コンサート」に挑戦してきた事か…。
もしかしたら「アレルギー(反応)」ちゃうんか?
ちゅうほど強い「睡魔」が襲ってくるねんヮ…。   


そんな俺やねんけど、奇跡みたいに
「一睡せんも、最後まで楽しめる“クラッシック”のピアニスト」
たった一人だけ居るねん。
   
すべては愛に―天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの生涯

彼の名は、『デヴィッド・ヘルフゴット
   

世間で「天才」と「馬鹿」は紙一重ちゅうけど…
ホンマの「天才」は、マジで「精神を病んでいる」人やってん。(汗)


アカデミー賞「作品賞」とか7部門にノミネートされて、
主演の「ジェフリー・ラッシュ」が『主演男優賞』を獲得した


映画『シャイン―輝き―』

シャイン [DVD]


この映画を見た事が、彼を知るキッカケやってんヮ。
まぁ、映画やから「実話」を元に作ってるちゅうても、多少デフォルメされて、
誇大表現な人物描写されてるンやろーと思っててんけど…
実際の彼を「コンサート」で見たら、
やっぱ「映画の人、そのまんま」やった。
そら、「ジェフリー・ラッシュ」が『主演男優賞』貰えるんも判るヮ。
「精神を病んでいる」人を演じ切るンもごっつぅ大変やもんなー!


彼は、1947年、オーストラリアのメルボルン生まれ
ポーランドから移住してきた厳格で排他的な「父親」に
ピアノを教えてもらって、
幼い時から「非凡な才能を見せる」“凄い子”やってん。
10代で、「ABC器楽声楽コンクール」を6回も優勝して、大絶賛!
そやけど、何やかんやと折り合いが合わへん「父親」に反発して、
イギリス、ロンドンにある「王立音楽院」に留学。
そん時に難曲ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番』で、

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

歴史的な演奏披露してんけど、
やっぱ父親には受け入れてもらえへんかって、
それが原因で、「精神」がだんだん冒されていってんヮ。
で、音楽に挫折して、国に戻ってんけど…
十年以上に渡って「精神病院」を転々とする日々。
ある日ワイン・バーで、再度「ピアノ」に出会い、
最愛の妻「ギリアン」の助けを得て、
1984年には、見事「コンサート・ピアニスト」として復帰するちゅう大変な人やねん。


その翌年と翌々年の「世界ツアー」で、二度来日した彼の「コンサート」
見に行ってんけど、
ホンマに無邪気で、疑う事知らん
キレイな「少年」の心を持つ、「オッサン」やった。(笑)


でも、一旦ピアノの前に座ると


「天才ピアニストのスイッチが入る!」


どの曲の一切「譜面」もなし!
圧倒的な脅威の演奏力で、観客を感動させるねん!!
この時、「ピアノ」はもう楽器の「ピアノ」やなくて、
間違いなく、彼の「身体(手)の一部」やね。


でも、演奏が終了したら、オーケストラの全員(感謝の意を込めてか?)を
抱きしめてキスをしたり…
花をプレゼントしてくれたファンの手ェ離さへんかったり…
「楽屋」へ引っ込むはずが、また突然演奏しようと「ピアノ」に戻ったり…
ホンマ突拍子もない行動ばっかり…。


でも、その光景を見てると
決して、(病んでいる彼が)「かわいそう…」ちゅう気持ちやなくて、
「なんか、めっちゃ無邪気で可愛いっ人やなーっ」って思えるし、
彼の暖かさや優しい人柄が感じとれてか…


「自然に涙こぼれてきてンヮ」


その後、彼はどうしてはるんやろ?
「オーストラリア」で元気に過ごしてるンかなぁ〜?
(誰か、知ってる人おれへん?)
また来日して、あの天才的な演奏聞かせて欲しいなぁ〜!


でないとまたオレは「クラッシック」で寝てまう日々が続くやん!



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