【創作料理】


間違いのー福島の最注目店や。


『KAMOSHIYA KUSUMOTO』

(かもしや・くすもと)
醸屋・楠本


噂になってる人気の隠れ家的な店舗の
創作系バーレストランやねん。


バータイムには行ったコトあってんけど
レストランタイムで創作料理食べるンは
これが初めてやねん。



まず始めは、やっぱ…
箕面生ビール」
ビールは日替わりで、今日はオレの好きな「ヴァィツェン」
「ぺールエール」の場合もあるねんて。



“要予約”の「おまかせコース」は@6300
月変わりでコースメニューが替わるみたいやヮ。


ほな、早速、食うてみよか。(笑)
一皿目から「やってくれよるでぇ!」ちゅう
料理が出てきよる。


「焼きとうもろこしのアイスと
鰹節に見立てたフォアグラの削り節」


一発目の(料理の)“インパクト”って、メッチャ大事や。
ガツン!って、これで「掴みはOK!」
最初からアイスって…。
かつお節かと思たら「フォアグラ」って。(笑)



「締め鯖とサマートリュフ・イチジクのサラダ仕立て」
フリーズドライの三年熟成醤油)


この和とか洋とかジャンル分け出来へん、
色々なジャンルの料理の技の組み合わせが
ホンマの創作料理
やとオレは思うねん。


「創作料理」って掲げてる店、よーあるけど
“盗作料理”(どこかで見たような組み合わせ)の店ばっかや。


それに比べ、ここの料理は、
ホンマに創作度は高いわァ。
我流でこれだけレベルの高い料理を出すんは、
かなり勉強してんやろなぁー!



「締め鯖」美味っつ!
「サマートリュフ」の香りえーわァ。
フリーズドライの三年熟成醤油」って何やねん!
この皿ン中、メッチャ「酒」呑みたなるもんばっかやん。


また、タイミングよー、料理に合わせて
“お奨め”の酒を二種用意くれはるねん。
『醸屋』ちゅうて「ワイン」と「日本酒」ちゅう
醸造酒専門店
やから、そのセレクトたるや流石やヮ。



お奨めの一種は「ワイン」、
で、もう一種は「日本酒」
もう、どっちでもえーわぁ。
「早よ、ちょーだい!」(笑)



「ワインにされます?日本酒にされます?」
ちゅうたら、結果的にどっちかを選んでまうやん。
「いいえ、どっちも結構です。」って、なかなか言えへんでぇ。(笑)
そやかて、もうこの料理で、この口が、
めっさ「酒」欲しがってるもんなぁ。


「稚鮎のカダイフ巻き、毛馬胡瓜のソース」
ベネチアングラスの器にて)


食器もグラス類も、どれも「高級ブランド」(「バカラ」など)やで!
こんなえーもんをさりげのー使っているトコがまた憎いなぁ。


「稚鮎」の揚げ方は抜群や!
カダイフを巻きつけたぁーるから、
余計にカリカリに揚がってて、
めっさサックリとした食感に仕上がっているヮ。

このさっぱりとした「胡瓜のソース」が、
夏らしゅうてえーなぁ。



さらにこの料理に合わせてくれた酒が
「にごり発泡」
この酸味と爽快感が料理にぴったりや!



「山葵と鮑のリゾット」
(あわび肝ソースと泉州水なす)


リゾットはちゃーんと芯の残った米と鮑の食感。
山葵をふんだん使った味付け、そして鮑の肝ソース。

店主が得意としてるここの定番料理の一つ。



めっさ、美味っつ!
こら、たまらんでぇ。


「ごはんもん」やのに「肴」にさせるンも流石や!
後半は(下の方から)泉州水なす」が登場して、
また感じが変るねん。
一皿でどんだけ楽しましてくれるねん!(嬉)


「焼きキンキと金時草のスープ仕立て」
(キンキの頭とイタリア生ハムの出汁)
キンシン菜(中国野菜)


この「紫のスープ」の色の綺麗さに目を奪われるヮ。
「キンキ」は少し弱めに火を入れてるので
生感が残って、身ぃも柔らかいで。
スープは、独特の味で和とも洋とも言えない旨みや。



この魚料理に合わせしてくれはったんは「白ワイン」
オーストラリア物で、ここまでしっかりした白は
少ないと思うヮ。



ここまで、上手に料理と酒を組合わせられたら…
今さら「これ(一杯)いくら?」って、
オレでも値段、よう尋ねんヮ。(爆)
(心配せんでもフレンチみたいに料理の倍額ぐらいで
うまいこと収まるよーにしてくれて選んでくれてはるから。)


メインの肉料理は「フランス産の小鴨」
こいつが“主役”やさかいに
今までの皿よりはボリュームあるで。(笑)
色々な野菜と組み合わせてくれてるンが嬉しいヮ。
ソースは定番のごぼうと中華黒酢のソース」



「鴨」もレア気味で、めっさジューシー。
ここまで美味かったら「鴨」やっても
十分に「メイン」が務まるやん!


「皮目」だけをカリカに焼いてのんもえーわぁ。
それにしてもこの「小鴨」、薄い皮で脂分も
そないに多ないねん。



超、美味っつ!
って、素直に言えるほどの「鴨料理」やったヮ。



この料理に合わせてくれはったンは「赤ワイン」
「肉料理」やからと「重たい赤」ちゅうやのーて、
「鴨」のあっさりさの邪魔せーへんような
「赤」を入れてくれてんねん!
ホンマ上手い事、セレクトしはんなぁー!(感心)



で、「日本酒」で合わせるとしたらこれやねんて。
って、結局、これも呑んでるがなぁ。(笑)



しゃーけど、上の倉庫にメッチャ多くの
「ワイン」「日本酒」をストックしてんのに
その知識は、相当なもんなんやろなぁー!?


しゃーけど、サービス担当のR子ママ。
「楠本(夫)の受け売りで、まだまだ勉強不足です。」
ちゅう謙虚な姿勢も見てて気持ちがえーがな。


「デザート」


「ガーン!!」


の悪い事にオレの苦手な…
「セロリ」もんやん。(汗)

「セロリのムースにセロリのアイス」
(ドラゴンフルーツジャムのせ)


見た目はメチャ綺麗ねんけど…
オレ「セロリ」の苦味と香りがアカンねん。(汗)
『きっと大丈夫ですから、少し食べてみて下さい!』
とママに勧められて…


恐る恐る、一口食べてみてんけど、
これが間違いのーセロリの味やのに
美味く食べられてん。(奇跡!)



「セロリ」のオレの嫌いなんは最小で、
食材旨みを上手に加工してはるヮ。
この技にもびっくりや!


最後の「デザート」にまでも酒を合わせてくれはるンも
ここならでわや。(笑)


どんなものでも「アテ化」してまうンは凄いなぁ!
「濃厚な古酒」で、薦めて来るんかと思いきや
あっさりした辛口の日本酒やったヮ。



最後にママとお喋りするのんに
ここの自慢の「マグナムボトル」の
シャンパ
飲んで居座っててん。



最初に出す時には「シャンパングラス」(右)で
それ以降は「ワイングラス」(左)で出す
ねんて。
グラスによって、味が変るのんには、驚いたヮ。


ホンマに懐の深い店や!
めっさ学ぶトコロが多かったヮ。

ちゅうより…
「酒」も「創作料理」も美味かったヮ!


「★★★★☆」(4.5)


『浪花さんは、いつも話が面白いですね〜。』
「そない言われても、今日は、なんや物足らんヮ。」


『どうしてですか?』
「(R子ママの)笑い方が上品やもん…

クスッ。

もっとなぁ…。」


『いつもはどんな風に笑ってます?』
「(バータイムは)“わははははっ”って。」


『レストランタイムは、いつもこんなんなんです。』(照)


●創作料理『kamoshiya Kusumoto』(カモシヤ クスモト)
大阪府大阪市福島区福島5-17-14
06-6455-8827
18:00〜翌1:00(L.O)
月曜・第1日曜
22:00以降バータイム


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