【十津川】

昭和グリル洋食店

『浪花はん、八尾に美味いグリルあるんやけど行く？』
「そーなんや、そらァ行とかんとな。」

八尾をこよなく愛する男“ダフ屋のマンちゃん”が
オレを誘ってくれてんやん。

そんな時、連絡あったんは、
「生まれる前から不眠症」の“イケルくん”。

『スナック北浜』で二回会うて、
『今度、一緒に飲みに行きましょう！
って、言うてたから、そろそろ実行しましょか！？』って。

“イケルくん”は、“マンちゃん”のツレやし、
「イケルくん、八尾のグリル、一緒に行こうや！」
ちゅうて、誘たら快くＯＫや！

ＪＲ久宝寺で、待ち合わせして
マンちゃんの車で店まで移動！

グリル『十津川』（とつがわ）

えらい年季が入った「昭和」のグリルや。
店に入った三人は、カウンターの奥へ。

店主は、そら“ベテラン・コック”ちゅう感じや。
奥さんと二人でやってはるねん。

マスターは、何年か前に足いわしてもーてから、
今は、昼だけの営業になってはるねん。

『今日は何食べる？自分、まだ“もも焼き”食べてへんかったな？
食べてみるか？そら、好き嫌いあるからな、無理にとは言わんけどな…。』
って、マスターは“イケルくん”のコト、知ってるんや。
「ほな、それしとって！」

って、「鶏のもも焼き」＠1000出てきたがな。
（ここ、一人づつのん作っていくシステムかいなぁ？汗）

これ、どー見ても「もも焼き」やのーて…

「焼きうどん」（汗）

ちょっと貰ろてんけど、やっぱ「焼きうどん」や。（笑）

続いて、マンちゃんの注文した「豚のしょうが焼き」
が出来てきたヮ。

こら、美味そうや！
これも、ちょっと貰ろてんけど…

めっさ、美味っつ！

で、いよいよオレのんや。
オレが、注文したんは、マンちゃんオススメの
「ヒレカツ」（中）

『“うわぁー！”ちゅうのん出したろか？』

「“うわぁー！”ちゅうのん頼んまっさ！」

で、出てきたんは、たしかにデカイ「ヒレカツ」

せやけど「うわぁー！」とは、
声に出して言わんかったけどな。（笑）

『こんなんは、もうレアでさっつといかんとアカンねん！』

さすが熟練の職人はちゃうなぁー！
って、感心して食うてみたら…

「激レア」

あら!?中の肉、まだ全然火ィ通ってへんがな。
か、噛み切られへんで…。
オレ、こんだけ“レア”なん苦手や…。（汗）

隣の二人に一個づつ、サービスで出してくれはった
小さい「ヒレカツ」の方が美味そうやったわぁ。

　「あら、支払いで、２２００円払ってんけど…
あの小さいヒレカツ“サービス”ちゃうかったんかいな？」

『２００円は“ごはん”や！』
「そら、失礼しましたぁ」

「★★★★」（4.0）

マンちゃんが、マスターに次のグルメの会の相談。

『１０人くらい集めるンで、夜にやってもらえませんか？』
「もう、趣味でやってるみたいなもんやから、そら無理や！」

『なんか、メニューにないもん食べたいンですけど…』
「昔は、カレーが絶品やってんけど、

時間かかるからもうせーへんねん。」

こら、話つけるん、かなり手ごわいで！

そやけど、今時こんな“頑固オヤジ”ホンマ貴重な存在やでぇ！
いつまでも元気で、店やってもらいたいもんや。

マンちゃんは用事があるからって…
凹（へこ）んで帰ってもたがな。

マスターは凸？

凸凹（でこぼこ）やのーて凹凸（おうとつ）

『凸側』（とつがわ）

“イケルくん”との呑みはつづく…。

●グリル十津川
　詳細不明

　この日の模様は「ダフ屋のマンちゃんがゆく〜」でも↓
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