【TARMERRY】


桜川の裏町にオシャレな民家があるねん。



って、これなんやけどな。
で、何の店なんかちゅうとや。
お茶屋


いや、お茶屋ちゅうてもやなぁ、京都やないさかいに
「芸子」や「舞妓」を呼ぶトコちゃうでぇ
 日本茶」「紅茶」中国茶

をちゃーんとした形で飲ましてくれるトコやねん。


お茶屋『TARMERRY』



この家の真ん中ら辺、階段になってるさかいに
そこを下に降りてや!
左が店になってるねん。



入口の扉を左に引いたら、はい、入場!
中は、まだ建物が新しいせいか、
木の香りがえらいえーわぁ。
シンプルでキレイな店や。



午後の昼下がり。
お茶を飲んで寛ぐにはちょうどえー時間や。
ちゅうて、これも一応「仕事」(の一部)の用事で
飲みに来てるンやねんけど。(笑)


「メニュー」には、よーさんの知らん「お茶」が載ってるわぁ。
日本茶」「紅茶」「中国茶」ってあるねんけど
今日は中国茶を飲みに来てん。



「すんません、お茶のコトよー分からんさかい
ちょっと教えてもらえますかぁ?」
『はい、どのようなお茶でしょうか?』
ロマンスグレーで、いかにも人が良さそうなマスターが
丁寧かつ温和に対応してくれはるヮ。
(店主は娘らしいけど、今、妊娠してはって
親父が手伝ってるんやろな。)


中国茶で、一般的で美味しいのん
飲まして欲しいんですけど…。」
壁の「黒板メニュー」には、
“マニアなお茶”って書いてあるしぃ…。(汗)
いきなり、そんなん飲んで、
万が一にでも美味なかったら、
二度と飲まんよーになるさかいにな。



中国茶で一般に有名なのは
やはり烏龍茶かと…
それも、台湾、福建省など産地によって味が違います。
ふーん、さすが色々と詳しいなぁ。


最初に出してもーた「特別なほうじ茶」(冷)
飲みながら、マスターの薀蓄を聞く。



『ウチの中では、安いほうのお茶でも
十分に美味しさを味わって頂けますよ。』

「ほな、二種類“おまかせ”で、
違いがよー判るようなんお願いしまっさ!」


向こうでは、マスターが、お茶の用意をしてくれてはる。
オレは、小庭を見ながら、「やかん」に湯を沸くのんを
待ってる。
いつもと午後とは、なんか時間の流れが違うみたいや。



しばらくしたら、どうやら用意が出来たみたいや。
なんや正式に飲むには、この竹で出来た台座の上で
“作法”にのっとってやらんなアカン
ねんて!
ま、そんなに難しないみたいやさかい良かったけどな。(笑)



そー言うたら若かりし頃に
初めてシンガポール行った時に、
観光コースにお茶屋が入ってて、こんな感じで
飲ましてもーたコトがあったわぁ。
なんや「茶器」を温めて、どーたらこーたら…。


やっぱ、そん時と“作法”は一緒やわぁ。
(あたりまえやけど…)



小ちゃい「茶器」やけど、えー「葉っぱ」やから
6杯〜8杯はとれるねんて。

そら、えーわぁ。


最初に入れてくれはったんは…
「八仙」(はっせん)@830



これ、色は、日本の「緑茶」みたいなんやけど
“とろみ”があるねん。
飲んだら、味と香りがいつまでも口に残るねん。
うん、えー感じやな。


「黄金柱」(おうごんけい)@630



こっちは、醗酵系の味と香りや!
オレはどっちか言うたら、こっちの方が(オレの中での)
中国茶」っぽいから好きやわ!
そやけど、嫌味な雑味があらへんから美味いわぁ。
そら、こっちは「葉っぱ一枚まるごと」やからなぁ。
「茎」とか「芯」とかのんは味も香りもちゃうのん
当たり前やなぁ。


それにまた“お茶うけ”
「上等なお茶菓子」が付いとんねん。
中国茶」やのに「和菓子」が合うのんも不思議やなぁ。
また、一つ勉強になったわぁ。



うーん、お茶えーなぁ。
めっさぁ、癒されるわぁ。
こら、マジでえー感じや!



「もう、やなぁー!」
って、ホンマ“キャラ”に似合わんけど…


「★★★☆」(3.5)


ここで、午後のひととき、好きな本なんか持ち込んで、
小庭からの日差しを浴びて、ゆったりとお茶を飲んで
過ごせたら最高やと思うわぁ。


この贅沢な時間の流れ


た〜まり〜まへん!


●お茶の店 『TARMERRY』
 大阪市浪速区幸町2-4-2
 06-6567-1130
 14:00〜22:00 
 月曜定休
 (ギャラリー併設)


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