【ジビエ】

毎月“プーさん”の企画で、
滋賀で、美味い鶏料理食わしてもーてる
じどりや『穏座』のマスターの会。

『京都で面白いもの食べませんか？』
って、初めてウチらのメンバーに声かけてもーてん。

「今日は、久々の祇園やン♪
昔、祇園郵便局の隣にあるスペイン料理屋によー来ててん。
生まれて初めて、パエリアなるもん食べたんがそこで、
めっちゃハマってんやん！
そやからパエリア食いたなったら祇園やってん。」

って、京都行きの阪急電車の中で“やまやん”との会話。

『そーなんや、そら、会終わったら
その“パエリア”食いに行かんとなぁー！』

って、またどんだけ食うつもりやねん！（笑）

『RISTORANTE　DEI　CACCIATORI』
（リストランテ デイ カッチャトーリ）

店に着いて「びっくり！」
言うてたスペイン料理屋の下に店やってはってん。（驚）
これもなんかの“縁”なんやろーなぁ。

オーナーシェフ・永田匡人はんは、滋賀出身で、
長野．松本で修業１年半、その後北イタリアで８年修業を積んで、
この店を今年の７月８日にオープンしはったそうやわ。

この本になってる人が、永田はんの師匠で、
なんやイタリアではかなりの巨匠らしいですヮ。

この巨匠の「CESARE」はん、ミシュランから★もらえる店やのに
『星は夜空にあるものだ。』
ちゅうて辞退したちゅう
めっちゃカッコえぇ、ヘンコなオヤジ。（笑）

穏座のマスターは、永田シェフの人柄に惚れて、
鶏を卸してはるねん。
で、今日は『穏座』でいつもの「焼き鳥会」
ならぬ「山羊鳥（やぎとり）会」。

まずは、『穏座』のマスターが挨拶して、ビールで乾杯！

“純白”で清楚な感じの店。
テーブルにある「薔薇」がポイント！

ほな、ジビエづくしの始まり、始まり〜！
『信州産　アルパイン種　仔山羊のレバーのソテー』

うん、やっぱ山羊は「肝」もクセあるなぁー！
いきなり「野味」やなぁ。（汗）
「たまねぎソース」は抜群や！
（って、ここ、イタリアンやったよなぁ？笑）

やっぱり、「ワイン」要るわぁ。
って、なんでか、いきなり“赤”やし。（笑）

『スコットランド産キジ（雌）、丹波栗、ザクロのサラダ
オレンジとモスカートビネガーのソース』

雉(きじ)はあっさりしてて美味いなぁ。
このソースがまたイケるねん！
（って、ここイタリアンやったよなぁ？笑）

『バローロビネガーでソテーしたスコットランド産山鳩（雄）　
とうもろこしのポレンタを添えて』
今度は「山鳩」でおま。
「ポレンタ」は北イタリアの伝統食で、
とうもろこし粉を水で煮込んで、練り上げたもんや。

うーん、鳥によって味の違いは分かるねんけど
美味さがどないかっちゅうたら･･･
微妙…。

『スコットランド産雷鳥（雄）のロースト
タマネギのジャムを添えて』
「雷鳥」って、北陸には縁の深い鳥や！
日本もんは「天然記念物」やさかいに食えまへん!!

この鳥“苦味”がかなりあるねん！（汗）
そやさかいにマスターが、シングルモルトの
スコッチ(ウイスキー)を持参。

スモーキーで、アルコールの高いこの酒を
飲んでから「雷鳥」を食うと…
「あら、不思議!?」
さっきの苦味を感じへん。（驚）

『パルミジャーノチーズのリゾット
　スコットランド産山ウズラ（雄）のサルミをのせて』
鶉(うずら)とかやったら、まだ食べる機会が多いから
なんかホッとして、安心やわぁ。（笑）
リゾット、美味っつ！

「ジビエ」やのに、料理はめちゃ繊細やなぁ。
ちゃーんと計算されてるちゅうかなぁ。（感心）

今回のメインはこれっ！
『信州産アルパイン種仔山羊（雌６ヵ月）のオーブン焼き
　香草とリグーリア産オリーブオイルのソース　
じゃがいものローストを添えて』
「仔山羊」を“丸焼き”にしはったそーや。

『ちなみに、この仔山羊の名前はユキちゃん。』

って、誰やねん？
そんなブラック（ジョーク）飛ばしてる？
「アルプスの少女ハイジ」好きなオレには酷やわぁ。（涙）

それでもしっかり食べてたけど…。（爆）

『信州産アルパイン種仔山羊（雄６ヵ月）のオーブン焼き』
今度は「雄」、こっちの方がまだ食べやすかったヮ…。

これ、“珍しい”から「食」の勉強にはなるねんけど…
でも、「美味いかどうか？」言うたら、やっぱ微妙やわ…。
なんか、食感が「ジャーキー」食うてるみたいやねんもん。

一緒に合わせてた「ワイン」は、なんでか“白”。

まだ、この量は食べ足らんので
急遽「パスタ」を追加！
って、四種類もあるけど…。（汗）

『アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ』

あら、さっきまでの料理はめっちゃ繊細やったのに…？
茹で加減もいまいちやし、「にんにく」も「唐辛子」も弱い。
うーん…。（謎）

『アンチョビとレモン』

これも、オレ的には「アンチョビ」の“塩味”弱いしぃ･･･。
「レモン」も酸の利き悪いしぃ…
うーん、バランス悪い感じやなぁ。（汗）

『プッタネスカ』
別名：娼婦のパスタ
アンチョビなど小魚に、ポモドーロ、ケッパー、
オリーブ、赤唐辛子、黒コショウ

うーん・・・。（汗）

『トマトソース』

今日は、パスタはパスした方が良かったかもなぁ。（汗）
って、駄洒落言うてる場合ちゃうわぁ。
なんでやろ、この料理のレベルの差？（謎）

で、最後はシェフ自ら登場して「デザート」のサービス！
今日の料理の出来とみんなの満足そーな顔を見て
『穏座』のマスターも上機嫌！

『川中さんの有精卵とモスカートのザバイオーネ
へーゼルナッツのクッキー』
「ザバイオーネ」は、卵黄と砂糖とマルサラ酒を
よー泡立てながら火を入れて作るお菓子や。

これにへーゼルナッツのクッキーを割って入れたら
めっさ美味いねん！

これは、最高の大人のデザートや！

うん、パスタ以外は絶品やったヮ！
今度は「ジビエ」以外の定番北イタリア料理で
ぜひ、食うてみたいもんや！

「★★★★」（4.0）
（やけど、「夜空に…」☆要らんって言われるかもな。笑）

「あっ、もうこんな時間やん！」
『三時間も「あっつ！」ちゅう間や！』
「アカン、急がんと終電あらへんよーになってまうやん！」
って、バタバタと解散！

帰りの阪急電車の中…
“やまやん”

『残念やったなぁ、あの後、上に“パエリア”
食いに行こうと思ってたのに･･･。』

「ありえん、ありえん。」（笑）

それにしても、京都の夜は冷え込みよるなぁ。

やっぱ･･･

「地冷え」

かなぁ。

●『RISTORANTE　DEI　CACCIATORI（リストランテ デイ カッチャトーリ）』
　京都市東山区大和大路四条上ル常盤町 158-2
　075-551-7457
　11:30-15:00(金/土/日のみ)
　18:00-24:00
　月休(祝祭日除)
　http://cacciatori.ciao.jp/index.html

※「鶏でんねん、そうでんねん」の『穏座』のマスターのブログでも↓
　http://blog.goo.ne.jp/003129/e/2756c69932dde50deaaa1de68461267c

※「プーさんの満腹日記」でもこの日の様子が↓
　http://kumakuma696969.blog95.fc2.com/blog-entry-101.html

※「やまやんごうしのこれは美味いでぇ！」ででも↓
　http://gohshi1.blog93.fc2.com/blog-entry-409.html

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