【地域外のスープカレー】


最近“カレー”ちゅーたら「スープカレー」が気になるねん。


あれ、食べたら、なるほど流行になるのんよーわかるヮ。
“香辛料満載”やもんなぁ〜。
あのスパイスで、かなり“病み付き”になってる人多いと思うで!


なんばウォーク」の日本橋側に
『三田屋総本家カレー店』
(さんだやそうほんけ)ちゅうのがあるねん。
「三田屋(本店)」ちゅうのは、兵庫県三田市にある
日本の伝統芸能の「能」の舞台が
店の中にあるんで有名な「ステーキレストラン」やねん。


そこが、やってる「カレー屋」さんなんやけど
「レトルト」も出してて、チェーン展開してるねん。
普段、そういう「チェーン店」て
あんま好きやないから、めったに行く事あらへんねんけど…。


「マイ・ブーム」ちゅうのは怖いなぁ〜。
店前の黒板看板にチョークで、(手書き)


「本日のおすすめ」「スープカレー
@880→@830「辛いですよ〜!」


って書いてあったから、
つい、それにひっかかってもーたがなぁ。


「三田屋総本家カレー」は、国産和牛を使てて、
その旨味を活かした「熟成系カレー」ちゅうのは噂に聞いてる…


「そんなカレー屋が創る“スープカレー”ってどんなんや?」


熟成系はとろとっろに長時間煮込んで、
深みある味出すやん、
それに比べ「スープカレー」って、
まったくそれとは「真逆」で、
あっさりで、香辛料の辛さ
つまり“スパイシーな旨さ”やねん。


そやから、ここで「スープカレー」を作るンは、
“ついで”ちゅうンは、
絶対無理やから、


別の製法で全く一から作らンなアカンねん!


そんなモンをわざわざ別に造るちゅう事は、
よっぽど自信あるンやと見たぁ!
(深い読み!?)


店に入ったらと他の「定番カレー」メニューには
一切目もくれずに、
スープカレー!」て、即注文!


「大変、辛くなってますけど、よろしいでしょうか?」


お、親切にも(「辛い」と看板に書いてあるにも関わらず)
再度、確認するほど「辛い」ンかぁ〜!
今回は、不安どころか、余計期待が高まるわぁ。
黙って頷き(「辛くても大丈夫!」と)「OKサイン!」


そして、ちょい待つと…
「特製スープカレー」の登場!



香りは…?


ん…?


香辛料の強烈な“香り”
あんま、せーへんやん??


でも、前もって言う位やから、
味はそーとー辛いンやろ〜なぁと覚悟して…


一口…


ん…?


確かにちょい辛いけど…


全然、言うほどでもないやん…。


でも、最大の問題は…


「東南アジアのカレー」
の流れを感じへん!


ことや。


「西洋風スープ」に「辛いカレー粉(スパイス)」を入れて、
それなりに似させたぁちゅう感じやなー。


スープの中具の野菜(ニンジン、ジャガイモ、ナスビ、タマネギ、ブロッコリー)も
いっぱい入ってるし、
さすが「三田屋」、「牛筋肉」もゴロゴロ入ってるワ。


味は決して「マズない!」
しゃーけど…


「地域外やこれはー!」
(東南アジア風やないとアカンねん!)


明らかに今の北海道・札幌を中心に
全国で人気が広がっていってる
スープカレー」とは別もんや。
“スープ”ちゅう形状が一緒なだけで、
全く違うモンになっとる。


「★★☆」(2.5)


「味」に問題はないんやけど、
「東南アジア」の流れになってぇへんから
この低評価・・・。


こら、深く読みし過ぎたなぁ…。
反省して、次は絶対「定番のカレー」
ちゃんと食べてみまっさぁ。



●『三田屋総本家カレー』ホーム・ページ
http://www.sanndayacurry.co.jp/