【コスト削減!】


最近「空弁(そらべん)」ばっか注目されてるけど…
「それってどやさ〜!?」
今いくよ・くるよ風)


ま、「空弁」のお陰で、ウチの田舎の福井名物
「焼き鯖(さば)寿司」は、
人気急上昇で全国区になれてんけどなぁ〜!
(拍手ぅ〜!パチパチパチ)


でも、弁当ちゅーたら、やっぱ「駅弁(えきべん)」や!


俺の子供の頃の新年の楽しみは、高島屋でやってた
新春恒例の「全国駅弁まつり」やってんわぁ〜。


やっぱ当時は、まだまだ交通の便が、今ほど発達してなかったから、
全国の有名な「駅弁」が、何十種類も一同に集まるってホンマ凄い事やってんヮ。

それに、そン時は、百貨店が、まだ人で賑わってた時代やったから
「駅弁まつり」に来る人の数ちゅうたらそら半端やなく凄かって、
みんなお目当ての弁当に長蛇の列やったわぁ。

そやから、そん中でゲットした「駅弁」は、
もの凄い価値の高い「宝弁当」みたいなモンやってんで。


子供の頃のそんな体験が、まだ、いまだに身体に染み付いとるんかして、
「駅弁まつり」のコピーには、かなり弱い。(笑)


今日も最寄駅の専門店街に入っているスーパーの一画で、
「駅弁まつり」の文字が目に入るや否や…

自分の意志に関係なく、身体が勝手に動いて、
「駅弁まつり」に参加してしまった…これやったら…


まるで「パブロフの犬」や!


「はっ!」と気がつくと…
手には既に2個の「駅弁」が…(笑)


エントリーNo 1、宮城県仙台名物 網焼き牛タン弁当』(駅弁グランプリ受賞作)

エントリーNo2、北海道帯広名物 『“ぶた八”の豚どん』


うーん、今の弁当はホンマ凄いなぁと思うわ、
この2個の弁当、当たり前のように…


「“加熱式容器”使用!」 


やもんなぁ〜。


弁当に付属の「黄色いヒモ」引っぱったら…

一瞬で、起動する“加熱装置”が
「ジュワァーッ!」ちゅう音をあげ、
蒸気を噴き吹き出したら…
今まで冷たかった「弁当」が、
『8分待てば、ほっかほか』
という優れモノ。

でも、なんかなぁ、
「温める事に全神経を集中してるンちゃうか?」
と思えるほど馬鹿デカイ弁当容器。

「本体の2/3が“加熱機能部分”が占める…。」


残りの1/3の僅かな「弁当」部分を見ると、
どうしても上げ底感」は拭い去れへんヮ…。

「これひょとして“加熱式容器代”にかなりコストとられてるンちゃう?」


まぁ、弁当がたとえ小量でも、温める事で、
それ自体の味が美味くなるんやったら、何の問題もないねんけど…。


No1、「牛タン」のお供に「麦めし」
(ご飯は、宮城の「ひとめぼれ」使用)は、
美味くて、ええねんけど…

肝心の「牛タン」が、「オーストラリア産」やし、

切り方が薄くてペラッペラ...

味付けがどうも塩辛い、胡椒辛い…XXX 



No2、素材は「帯広豚」使ってて、旨いねんけど、
タレが甘すぎるヮ…XXX 


…ということで、俺の結論は、


「今後一切、加熱式容器の弁当は、もう絶対買わん!」


やっぱ、容器代にコストがかさんでて、
それが素材にも影響しとるとしか思えん!


冷たい弁当でもえぇから、


「和牛の厚切りタンにしてくれ〜!」

冷たい弁当でもえぇから、

「帯広豚の量増やして、
2種類(甘口、辛口)のタレを外づけにしてくれ〜!」


「容器代コスト削減しろ〜!」


どーも気にいらん「☆」

(これはあくまで、俺の個人的な意見やからね。
人の舌によって美味しさの基準は色々やから…)