【寿限無】
「落語」に「寿限無」(じゅげむ)
ちゅう話があるねんけど…。
ちょい前まで、NHKの「にほんごであそぼ」
ちゅう番組の中でも
「寿限無」のコーナーがあったりするンで、
「落語」知らへんでも
「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ…」ちゅう“さわり”位は、
何とのー聞いたコトあるっちゅう人も多いと思うねんやん。
“我が子”が、すくすくと育つよぅに
「えぇ名前」付けようと思う「親心」は
親やったら誰も持ってる想いやねんけど…
何でもあんまり「やり過ぎ」はよーないでぇ…
「えぇっ(良い)ちゅう名前」
の候補を全部まとめてくっつけたら
そら、えらい長〜い名前になってもーた…
苗字が「杉田」やねんけど
名前が
「寿限無寿限無五劫の擦り切れ
(じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ)
海砂利水魚の水行末雲来末風来末
(かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ)
食う寝るところに住むところ
(くうねるところにすむところ)
やぶら小路ぶら小路
(やぶらこうじ ぶらこうじ)
パイポパイポパイポのシューリンガン、
シューリンガンのグーリンダイ、
グーリンダイのポンポコピーの
ポンポコナーの長久命の長助」
(ちょうきゅうめいのちょうすけ)
ま、それは落語の中での「話」やねんけど…
その「落語」の話を現実にしたような「名前」の人がホンマに居よる。
「パブロ・ピカソ」
誰でも知ってる、あの有名な天才画家「ピカソ」
実は、「パブロ・ピカソ」ちゅう名前は、
「略称名」やねん。
本名(正式名称)は、
「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・
デ・パウラ・ネポムセーノ・
マリア・デ・ロス・レメディオス・
シプリアーノ・サンティシマ・
トリニダート・ルイス・イ・ピカソ」
「長ぁ〜〜〜〜〜〜〜い!」
これ、先祖の偉いさんの名前からとりましたとか、
キリスト教の「三位一体」だとか…
そんな、えぇちゅう意味がテンコ盛り。
ま、名前が長かろうが、短かろうが、どうであれ、
俺は「ピカソ」大好きやねんけどね。
俺も「絵を描く」から、
モチ「画家」としても尊敬してるけど
どっちか言うたら
「人間」としての「ピカソ」が好きなンかも知れん!
あの常識では収まらへん「破天荒」で「自由」な生き方!
ピカソの中で特に好きな「作品」は
「ゲルニカ」(1937年作)
テーマは「反戦」〜人類の戦いの恐怖を糾弾する作品〜
この「作品」にまつわる有名なエピソードがある。
ピカソは、当時、二人の「愛人」がつかみ合いの喧嘩している横で、
(二人で戦って、今後どうするかを勝った方が決めなさい!って…)
その戦いを「面白い〜!」と楽しみながら
「反戦」がテーマの「ゲルニカ」を平穏に描いててんて。
(ホンマ、何ちゅうやっちゃ!笑)
才能が「非凡」な人は、普段でも「奇行」が目立つちゅうけど
ホンマそーやと思う。
でも、本人は至って「普通」やと思ってて、
まわりがそれを「奇行」やと思うだけの話やねんけどね。
あ、才能が「平凡」やのに、まわりから「奇行」やと
言われてる俺はどうしたらええんやろ…?(笑)
子供 「えーん、えーん…」(大泣き)
男 「どーしたんや?」
子供 「オジちゃん所の
「パブロ・ディエゴ〜(中略)〜ルイス・イ・ピカソ」が
僕の頭を殴ったから、
ここに大きなタンコブが…」(ひっくっ)
男 「どれ、どれ?」
(と頭をさわって…)
「何や、どこにも(タンコブ)あらへんやろー!」
子供 「あんまり名前が長いから
(タンコブ)ひっこんじゃったんだよー!」
ドン!ドン!ドン!
「落ちでーす!」←(「安田大サーカス」のネタ)
ドォドンド、ドォーン!!
「“寿限無”のパクリでーす!」
お後(あと)がよろしいようで。
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1943年、22歳の画学生フランソワーズと初老の天才画家ピカソは、
偶然の出逢いからすぐに師弟を超えた激しい愛に落ちる。
しかし、彼には別居中の妻と二人の愛人がいた…。
情熱のドラマ。
ピカソの役を「アンソニー・ホプキンス」が怪演!
何となくピカソ本人にも似てるような…?