【燃える“炎”の仏さん！】

俺の好きな「仏様」は『不動明王』（ふどうみょうおう）

「炎の浪速男」の「炎」のキィーワードは、
実は「不動明王」から来てるねんヮ。

「仏さん」には「如来」「菩薩」「明王」「天」
の４種類に分類出来るンやけど
「明王」は、「菩薩」から命受け、その「使者」として、
「ま、どうしょうもない連中は、（私が）何とかしょまひょ！」的に
頑張ってる仏さんやねんわ。

そやから、心には「菩薩」のような「大きな慈悲の心」があるねんけど、
あえて、それを表には出さずに
「憤り怒ったような恐い顔（忿怒＝ふんぬ）」で、
日夜頑張ってるちゅう「仏さん」やねん。

「不動明王」特徴は、
「大日如来」の命を受けて、こっちに来てはる「明王」さんです。
（あれっ？「明王」は「菩薩」の命受けてるんちゃうんかぁ〜？
なんで、「不動明王」は、「大日如来」から命受けてるんかな〜？
ひょっとして、上からの飛び越しの『特命』かぁ〜？
それええやん、特命係長「只野仁」みたいやん。）

その姿は、「ロン毛」（長髪）をオールバックにして束ねて、
それを一つにくくって左耳の前に垂らしてはる。
右目をカッと見開き、左目閉じ、
上の歯で下唇を噛んで、
右の牙は上に、左の牙は下に出て
「明王」の中では一番恐い顔かも。
（ホンマは優しいねんけど、心を鬼にして…
いや、顔を鬼しにて頑張ってるねんで。）

足は組んで（これ、「ヨガ」でよーあるやん、
左足を右太ももに乗せて、右足を左太ももに
乗せて足組むあの基本のポーズ！）
右肘張って、右手でデッカい「宝剣」（鞘（サヤ）は龍の化身）、
左手に「縄」（羂索）持って
体型は、ちょい「肥満」で、身体の色は「青黒」く、
背中からは、いつも熱血なんか「灼熱の炎」出してはる熱血漢ですヮ。

この右手の刀は、凄い威力あるねんで〜。
「魑魅魍魎」（化けモノ）をやっつけるンは当たり前で。
「知恵の剣」と言われてて、
人間の心の中に潜む
「三毒」【　1.貧（とん）むさぼる心
2.瞋（しん）じいかる心　
3.癡（ち）無知、愚かさ　】を滅し、
仏さんを信じる力を人に与えて、
「幸せ」に導くちゅう剣やねんで。
ま、左手の縄で強引にでもひっぱって行くちゅうのんは
ちょい「やりすぎ」な気ぃもするんやけど・・・（笑）

大阪のミナミには「法善寺横町」ちゅう「観光スポット」があるねんけど。
「夫婦善哉」の隣に有名な「水掛け不動さん」があるねんヮ。
「お不動さん」に水掛けて、
「願（がん）」（願い事）かけるんやねんけど…。
あの「お不動さん」な、「不動明王」やのに、
みんな平気な顔して
「何をしとんねん！」ちゅう話やでー。

「灼熱の炎しょってる
燃える仏さんに水かけてどないするねん！」

熱血で、「人助け」してる「仏さん」やのに「願い事」も鎮火してまうわ…（笑）

俺は、何か助けて欲しい「願い事」があったら、
いっつも直接「不動明王」呼び出すねん！

「ノーマク　サンマンダーラ　バサラ　ダンカン　
　センダン　マーカローシャダ　ソワタヤ

　ウンタラター　カンマン」

これは、「不動明王」を呼び出す「サン・スクリット」語読みの呪文！
で、３回繰り替えして唱えると、
「不動明王」は、（密かに）お姿を現しになる。

えっ、ホンマに見た事あるんかぁ？って…

そんなん、この目で、実際の「不動明王」の姿が直で見えてたら
今頃「グルメ・コラム」なんか書いてんと

「炎の不動明王、スピリチュアル一本祈願！」

ちゅう題名で、「江原啓之」みたいに霊視で、
「悩み相談」とかやっとるわー！（笑）