【ありそうで、ないもの】


マグリット NBS-J (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)


あの漫才師「“シュール”な笑い」やりよるなぁ〜!
…って表現とかよー使てるけど…
ホンマに
「“シュール”って何や!?」
って判ってるんかぁ〜?(謎)


「シュール」=「シュールレアリスム 


シュールレアリスムちゅうのは、
元々は、心理学者「フロイト
起因してるもんなんやけど


“私”は“自分”(私自身)をよー知らん!? 


ちゅー所から始まるねん。


みんな、おーまかに
「自分」で「自分」のことは、よー判ってる
って思てるよーやけど、


ホンマは「自分」がどんな存在か?
「自分」はホンマ何が欲しいンか?
突き詰めたら、
実は、自分自身では、
あんまりわかってない
事って多いねんヮ。



そしたら、どーしたら
「私(自分自身)」を知る事が出来るン?

ちゅうのが、
シュールレアリスム”の
『アーチスト』(画家・詩人など)らが
追い求めてる

「永遠のテーマ」

やねんヮ。
せやけど、もう、こうなってくると
「哲学」ちゅうか「思想」ちゅうか
「画家の作風」とかのレベルやのーて、
もうこれは「生き方」になってくるねん!


「私」を知る為には、
「私」の意識してない所の
「無意識」で
ホンマに何をしたいんか?を知る

しかあらへん。
(でも、「無意識」をどうやって知るねん…?)


普通に生活してる自分とちゃう状態やったら
「無意識の私」を知ることが出来るンちゃうか!?
“普通やない状態”ちゅーのんは
「非日常」の世界


「非日常」の“最上級”は、


『狂気』


簡単に一言で言うたら…


「狂って、本当の自分を知りたい!」 


この話、段々ややこしィなってきて…
“訳”判らンよーになってきたんちゃう?(大汗)



ま、「画家」の場合
「描きたいモノ」を「日常の概念」に囚われんと自由に書く!
「夢」や「狂気」の世界やったら何でもありやん。
その「無意識」で書いた「絵」が、
実はホンマは「自分」を現してたりするねん。


「キリンの首は短かってもええし、
空中に魚が泳いでても全然ええねん!」
そんなンありえへんちゅう「非日常の風景」は
「自分の中の“心”の世界」


でも、大人(一般成人)になって「普通」の人に
「首の短いキリン」や「鼻の短い象」の絵描いてって言うても
なかなか簡単に描かれへんはずや。


「理性」「道徳」「見栄」なんかが色々と邪魔して、
自分なりに「ちゃんと描こう」とするから。
(それが、「普通の人」の証やねんけどね)


その“既成概念”をいかに潰すか?
を求めてる人らやねんなぁ!


俺の大好きな「画家」には
ルネ・マグリット
ちゅうベルギーの人が居るねん。


もち、この人も
シュールレアリスム”を代表する画家の一人。


ルネ・マグリット―1898-1967 (コンパクトミディ・シリーズ)


俺も彼の「影響」受けて、
(“シュールレアリスム”の影響受けて…)


 「ありそうで、ないもの」 


を描きたいと思てる。



「そんなスーツ着てる“ハスキー犬”なんかおらんやん?」


って、それでええねん。


「彼(ハスキー犬)は、俺の心の世界では、
ちゃーんとに人並みに生きとるねんから…」
(笑)


妄想…?


想像…?


創作…?


「どれも紙一重や!」


「G(重力)]2005