【チリトリ鍋】 - 炎の浪花男・直球(ストレート)一本勝負！

「朝引き鶏」はよー聞くけど、
「朝引きホルモン」って何やねん！
“ホルモン”言うたら、普通は「牛の内臓」やで…。
『鶏』一匹サバくンはそんな大した事ないけど、
『牛』一頭サバくんはメッチャ大変やで。（笑）

でも、ここは肉屋「満野」が直営してるから
納得ちゃー、納得なんやけど…
“朝引きホルモン”
いかにも「生野」らしいベタな表現かもナ。

ＪＲ桃谷駅と寺田町の駅の間の高架下にある
朝引きホルモン「萬の屋」

この店、外見は何でか「沖縄風」
ここ「大正（区）」やないで
ここ「生野（区）」やのに
何で「韓国風」にせーへんのやろ？（謎）

中に入ると１Ｆの座敷に案内される。
何か「ちゃぶだい」みたいなん
よーけぇ、並んでて、可愛い感じやわ。
早速、陣取って「戦闘開始」や！

今日の目的は、「鉄板焼鍋」
やねんけど、これ俗に言う『チリトリ鍋』の事やねんヮ。
生野区万才橋発祥のこの鉄板鍋…
アカン、アカンその説明してたら、めっちゃ長なる…
詳細は、「広がるチリトリ鍋」にて
http://shop.kansai.com/sp/meets20/yakiniku/02.html

満面のスマイルで、もの凄ぅ愛想のえぇ
ホール担当の娘が
「本日のおすすめ」の“デッカイ看板”持って登場！

仙台産　ハラミ炭火焼＠1800

こら、美味そうや！
ちゅうて、期待大で、即注文！
あらら、今日は「ちりとり鍋」食べに来たのに…。（笑）

んじゃ、サイドメニューで、
「刺身盛り」＠1000
「キムチ３種盛り」＠600

この「鍋」は、その人の好みで、
トッピングを増やしてゆく方式。
基本は、
「こてっちゃん」
「おまかせホルモン」
「野菜盛」
で＠1000

店員に何入れたら「通（ツウ）」なん？
って聞いたら
「油かす」＠480なんか“こってり”して
美味しさ増しますョ！って推薦。
「了解」ちゅうこって、素直に注文！

トッピングで「かっぱ」＠480
（説明に“ホルモンではありません、河童の肉でもありません。
表皮に近い所の赤い肉）って書いてあるけど…

「河童」の肉なんかあるンかい！

あったら食べてみたいヮ！

「ブリスケ」（前バラ）＠880
やっぱ、肉はいれとかんとな！

「和牛つくね」＠480
「牛」の“つくね”って食べるン初めてや。

ここは、出てくるン早いで！
（そら、そやな、何でも“切る”だけやもんな…笑）

まずは、「キムチ盛り」から〜
白菜・大根・キュウリの定番３種
やっぱ、「自家製」やから美味いねん。

「刺身」は、せんまい、レバー、こころ（ハート）
大トロ、牛タタキの５種
ここは、さすが「朝引き」どれも完璧や！

「仙台産ハラミ」が厨房で
“炭火焼き”完了して出て来たで。
ん、何でこれ“付け焼き”やねん！？
そのままで「塩」「胡椒」だけで
焼いてくれたらええのに…。

うーん、素材は最高やのに
歯ごたえ、えぇのに。
味付けが甘すぎて…
メッチャもったいない…（涙）

おっ、言うてる間に「韓国風すきやき」が
ぐつぐつって出来てきたで〜！
「元ダレ」がかなり甘いから
用意されとる薬味の
「コチジャン」やら「豆板醤」や「七味」
メッチャ足さんなアカンで！

「カッパ」は歯ごたえがえぇヮ。
「ブリスケ」は味はえぇけど
ちょい脂っいっヮ。
「鶏つくね」は、
やっぱ「ハンバーグ」ぽいヮ。
この鉄板鍋にはどーかな？
微妙…。

もう、鍋の中は混沌とした「カオス」状態やで。
味付けが「濃い」から日本式みたいに
「玉子」につけて食べたい感じ。
でも、これ、ビールによー合うヮ。

ん、そういえば「油かす」はどーしてん？
「お勧め」や言うてたのに…
おいっ、おいっ
自分で「お勧め」や言うといて
「オーダー漏れ」はないやろー！
（ありえへんっ！）

最後の『締め』は
ごはんセット＠450
（ごはん、玉子、ネギ、のり）
で、「汁焼き飯」
この「チリトリ鍋」、実はこれが食いたい為に
やってるようなモンやしな！

素材はホンマさすが肉屋直営や！

「★★★☆」（3.5)

でも、何でかここは“味付け”が

「甘ぁ〜〜〜〜〜いっ！」
（「スピードワゴン」の井戸田　潤（安達祐実の夫）風に）

●焼肉「萬野」ホームページ
　http://www.yakiman.com/cgi-bin/index.cgi