【刀削麺】

「出戸」（平野区）は
やっぱり「B級の宝庫」やわ。
“本格中華料理”出してるのに「庶民価格」が嬉しい
『刀削麺館』【とうしょうめんかん】

そう、店舗名が“特徴”をそのまま表わしてるねん。
「刀削麺」はこれまた呼んで字のごとく、
打った麺粉を刀のごとく中華包丁で
「平麺」に削いでゆくちゅう「高度技術」が
必要な麺やねんワ。

やっぱ、
「高度な技術で“麺”を削る現場を
“直”で見たい！」
と思ててんけど
ここ「厨房」が奥まってて、こっちに“背ぇ向けてる”から
「製作現場」全然見ること出来へんかったから、
かなり残念やヮ…。

「ツレ」のお薦めは『坦々刀削麺』

麺の上には、「とうがらし」「ピリ辛ミンチ」
「もやし」「にら」などが具として入ってる。
これをかき混ぜて、
“澄んだスープ”と“一体化”を図って
食べるねんけど…
「とうがらし」は『危険』過ぎるから
前もって、全部、抜かしてもろたヮ（汗）

「刀削麺」がどんな『麺』か食べた事なかったから
メッチャ“興味津々”やったんやけど…
簡単に言うと『麺』は「平麺」ぽいから
「中華版のきしめん」ちゅう感じやナ。

あら？“高度な技”の割りに、「麺」は“均等な厚さ”に揃ってないし、
薄い所は「きしめん」みたいなんやけど…
厚い所はこれ「わんたん」みたいやわ。
こんなもんなんやろか？
他の「刀削麺」を食べたことないから比較にならへん…。

ま、「麺」自体は、美味いっちゅうより、
“食感”が珍しいなぁ〜。

スープは、めっちゃさっぱりで、あっさりめの軽い「味」…

うわっ、辛っ！

ごほぅ、ごほぉ
咳こむ位に辛いンが、後になって喉に直撃や！

アカン！

食べるン休ンだら「辛いン」が喉を直撃してきよる…。
えっ、ちゅぅ事は、途中で休まれへんやん、
食べ続けなアカンちゅう事か！？

あ、もしかして、この「狙い」は、
店の客が、食べてから「長居」
出来へんようにする対策か…？

新しい形の（客）の

「回転率」上げるやり方なんかぁ〜！（笑）

すんまへん…、
あまりにも辛くて喉、辛いから
途中で「参った」して、
ツレの食べてる「五目刀削麺」
に換えてもろたヮ。

「玉子」「ホウレン草」「玉ネギ」
「ニンジン」「白菜」「わかめ」など
かなり『具』だくさん。
何ちゅうあっさりして優しい「味」や。
あの「坦々刀削麺」食べた後やから
余計にそう思うンかも知れンけど…。

でも、今度はなんか“刺激”が足らん「味」やヮ…。
人間て、ホンマ贅沢やな…。
「辛すぎ」てもアカンし…。
「あっさり」すぎてもアカン。
何でも適度な「バランス」が、
大事やちゅうことやな！

「★★★☆」（各種「刀削麺」のみ3.5）

後日、知ったンやけど…
この「店」の“オススメ”の「刀削麺」は…
『麻辣刀削麺』【まーらーとうしょうめん】＠780やってん…。

●『刀削麺館』グルメWalker関西　関西極うまラーメン
　http://www.walkerplus.com/ramen/ka05winter/09.html

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追記：残念ながら「2005.5.末」にて閉店となりました。
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