【甘やかされてるヮ！】 - 炎の浪花男・直球(ストレート)一本勝負！

大正（JR）駅周辺には「Ｂ級」なディープな店
がよーけあるねんヮ。

その中でも高架下にある
『まぐろの広政』は、
大正区民に愛されてる人気店やヮ。

それは、ここのオヤジが
京橋の『まぐろ屋台　とよ』
出身で、あのディープなスタイルを
継承してるからやと思うヮ。

午後５時開店と共に
　某有名店の副料理長で、修行中の「弟子」と二名で入店！
「いらっしゃませ〜」と言いつつも
まだ、準備出来てない店内…（汗）

ま、とりあえず「生ビール」で乾杯といこか。
ここには、今どき珍しい「大」ジョッキまであるで。
みんなが思ってる「大ジョッキ」は
ホンマは「中」やねんで。
でも、飲んでる間にぬるなるから「中」にしとこ。

で、アテはとりあえず
「マグロの盛り合わせ（赤身・中トロ・大トロ）」＠2,678

ん、こんな（少ない）量やったっけ？
ま、問題は「味」や〜！

マグロは、赤身からいっとけー！
オレ「ぅん、美味いか？」
弟子「…」首を横に二回振る。
ホンマに、どれ、どれ。
オレ「…」首を横に二回振る。

いや、やっぱ「中トロ」やろー！
オレ「ぅん、美味いか？」
弟子「…」首を横に二回振る。
ホンマかァ、どれ、どれ。
オレ「…」首を横に二回振る。

そやな、やっぱ「大トロ」やなァー！
オレ「ぅん、美味いか？」
弟子「…」首を横に二回振る。
そーなん？どれ、どれ。
オレ「…」首を横に二回振る。

弟子「何でここ、こんなマグロやのに
（お客）いっぱいなんですかねー？」

ホンマや「マグロ」が“売り”なんやけどなー？

どれも、あんま納得居かん…？

とオレらが、ぼやいてる間にも
「店」には“地元客”でどんどん椅子は埋まってゆく！

他にも「名物」あるから
って、「弟子」が注文したンは…
「巻物（寿司）生ウニいくら」＠1418

ん、こんな（少ない）量やったっけ？
ま、問題は「味」や〜！

って…
オレ、「生ウニ」も「いくら」も超苦手…
実は、食べられへんねん…
「いくら」は“潮臭い”からアカンし、
「生ウニ」は日にち持たす為に
「明礬（みょうばん）漬け」にしたぁーって、それがアカンし…。

「弟子」に
「おまえ、全部食べよー！」
（自分が食べらへんから言うて
そんな偉そうに言うことないのにないかァ…汗）

って…
食べてる“姿”は、またまた“残念”…。（涙）

オレらの「意思」が店主の心に届いたんか？

「今日の“まぐろ”ちょっと“色悪かった”ンで
“お詫び”にこれ食べといて下さい！」
と持って来たンは

名物『まぐろのたたき』

ほー、オヤジ「名物」で“勝負”に来たかー！

さすがに「オヤジの意地」に火が付いたンか？

オレ「どや、美味いか？」
弟子「…」首を横に二回振る。
えーっ？どれ、どれ。

「お愛想してやー」

「★★」

何で「満員」なんやろー？
オレ（ら）は理解に苦しンだヮ…。
ま、「大正区民」に愛されてるンやなー！？
いや、「甘やかされてる」だけやヮ