【クラスノ】

JR大正駅の裏には「時間が止まってる」
居酒屋があるねん!


表の雰囲気からして、かなり「昭和」
もち、中に入ったら、もっと「昭和」


そやけど、地元の人は、ここ贔屓にしてるし、
わざわざ他からやって来てる人も多いから
そー簡単に入られへんかっても覚悟の上や!


くわ焼 小鉢もの 鍋もの
『クラスノ』



「のれん」は右側からの読みで
「ノスラク」って書いてあるから
かなり時代的に古いで。(戦前)



で、「クラスノ」て“意味”何や?
て、思うやろーけど、実は「地名」
旧ソ連(ロシアの都市)「クラスノヤルスク」から
とったらしいヮ。


話たらメッチャ長なるから、端的に言うけど
ここの初代の店主(今も現役、主は二代目)のオヤジさんが
“戦争ン時に抑留されてた地”が
「クラスノ」
らしいヮ。


そやけど…そんなトコの地名を
よー「店」の名前にしはったなぁ。(汗)


ま、それはまたの機会に
ゆっくり話しするとして…。


「店」に入ったら“家族”が出迎えてくれるよーな
温かい雰囲気。
って、今は、親父さん夫婦と息子夫婦の四人で
やってはるから“家族”が出迎えてくれたちゅうのは
ホンマやちゅうたらそーやねんけどナ(笑)


まずは、「サービス」って、呼ばれてる
「付き出し」が出されるねん。
「サービス」や言うねんから、
「さすがクラスノやナ!」
普通、「金」取るで!



って取ったほうがえーかも…
ここ、何喰うても安過ぎるもん(汗)



小皿に“てんこ盛り”で出てくるんは、
「えんどのにたん」



なんで?「ひらがな表記」
“えんどう豆の煮たん”


注文は、名物の「出し巻き」@260
これは、たぷたぷの出汁の入った卵を
親父さんが長年の「名人技」で
メッチャ巧いコト巻いていきはんねん。



出来たら、ほら、巨大な「出汁巻き」
ちょい甘めで、出汁でふわっと柔いのんが
また美味いねん。


で、この季節にオレが絶対頼むンは
「カキフライ」@470
ここで「揚げ物」のメニュー言うたら
「串カツ」を筆頭に「@210」が主流。
(それも、これ2本の値段やし…
しゃーけど、これいつから“値上げ”してへんねん?)




そやのに「カキ」えらい高いやん!?
って思うやろ?
いや、いや、全然高ないねん!
串1本にデッカイ牡蠣が6個ほど
ギューギューに詰めて「フライ」に
しとんねん!


それが2本。



腹減ってたから…
「カキフライ」と「串カツ」て注文したら
二代目が、
『ウチの“カキフライ”大きいから
それ、食べてから“串カツ”頼みはった方がえーよ!」
って優しい心配りで、串カツ却下!
黙ってたら「商売」になるのに優しいなぁー!
この「下町のふれあい」が、ここの“魅力”やな。


「串カツ」やめたから“くわ焼き”にしよー!
「ピーマン肉詰め」@210



そやけど(各2本づつ)やから
一個@100 ちゅうこっちゃ。
ホンマ安いし、個性的!
それに、この独創的なソース。


最後の“極めつけ”は
「湯豆腐」@110



あー心も身体も温まるヮ。


「★★★★★」(5.0)


この評価、行った人やったら
たぶん納得してもらえると思うねんけど…?


えっ「五ッ星」やったらわかりにくい?って


ほんなら言い方替えるヮ


「Aクラスの…」



●「クラスノ」
 大阪市大正区三軒家東1-3-11
 06-551-2395


『人気ランキング』
「グルメの部」過去最高“16位”!
そやけどホンマに「急降下」やったなぁ…(汗)
お願いやから、下のアドレスに“IN”したってやぁー。
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