【藪そば】


「今、大江戸が熱い!」


最近、当たりがない!と思とったら、
やっとやってくれよったで!近鉄はん。
近鉄マニア”のオレとしたら嬉しい限りや!


近鉄百貨店阿倍野店の新企画
「大江戸博覧会」


百貨店の物産展の「茶屋」で、
二軒も行くンなんかは久々ちゃう?


前回は、
浅草橋「三定」の“江戸前海老天丼”
やったやろ。
http://d.hatena.ne.jp/naniwaotoko/20070205


今回は、「“和そば”は、やっぱ関東」ちゅうこって…


上野にある老舗の上野『薮そば』



ここは、この物産展のトリとれる位に
“由緒正しい老舗の蕎麦屋”なんやで!
1892(明治25)年創業の老舗。
国内産蕎麦粉を使こてる「そば」に
漬け汁は“天然醸造醤油”やで。



「東京・藪そば御三家の内の一軒」やから
“有名”なんンかぁ、えらい行列やヮ!
(電車の吊り広告の効果も大きいンやろーけど!)


並ぶん嫌いなんやけど、ま、しゃーないな。
50席位ある茶屋が、相席状態やのに満員やヮ!
「こら、凄いヮ…!」


メニューは「せいろう」@784のみ。
「天(ぷら)せいろう」 は既に゛売り切れ"


やっとで、オレの「番」が廻ってきたで!
「ご注文は?」
って、訊かれたさかいに
「何訊いとんねん!?
どうせ、もう“せいろう”しか無いんやろ?」
って、顔に出てたんか…
「…“せいろう”でお願いします…。」


そや、それでえーねん!
席が“相席”なんは、しゃーないなぁ。
そやけど、ここの「茶屋」“蕎麦”やからか
えらい年齢層高いわぁ…。


ぱっと見て、オレが一番年下やちゅうても
決して「過言」やないヮ!
ゆっくり食べや!
そば、喉に詰まらせなやぁ!
て、心配になるヮ。


余計な心配しとる間に
「せいろう」がやってきよったで。
なかなか、美味そうやわ!



東京のそばの割には、えらい「盛り」が厚いやん!
この「値段」やったら、ほんの一握りほどしか
あらへんはずやと思たのに…
「普通」に入ってるもんなぁ…
大阪人にそんなちょっとしか盛れへんかったら、
「文句」言われるン確実やから
「大阪仕様」にしとるんやろな。(笑)


そやけど、東京の老舗の蕎麦屋は、
ホンマびっくりするほど「盛り」少ないトコあるで!
「値段」めっちゃ高いのによー客怒らへんねんなぁ…?
って感心するヮ…。
あれ、よーけ(の量)入れたらアカンねんて…
それが「粋(いき)」ちゅうコトやねんて…
これが「侘び(わび)、寂び(さび)」の世界やねんて。
「蕎麦」て、いつから、そんな“高尚”なもんになったんやぁ?
て 思てんけどなぁ(汗)


話、長なってすんまへんなぁ
ほなぁ。
「ズルズルズルッ」と旨い音たてて…
(このわざと“音”たてて食べて
その音で“美味い”ちゅうコトを
感じるコトこそ、日本の“侘び寂び”やで!)



うん、確かに美味い!
麺もえーパシパシ具合やし、漬け出汁も旨い!
(「麺」打つ時に“卵”入れて打つのんが
江戸前”の技らしいヮ)


そやけど…
江戸の老舗の業てこんなもん?て、
正直思てもーたなぁ


仕上げは、熱々のそば湯
また、この「入れもん」がえーやん!



ちょい濃い目の“漬け汁”に入れて
割ったらかなり美味かったヮ!


「★★★☆」(3.5)


大阪人が、上の写真見たら
「ざるそば」やちゅうンは間違いない!
そやけど、これ実は「もりそば」やねん!


丸い“ざる”に盛ってあって、
上から海苔かけてあるンが「ざるそば」で、
四角い“蒸籠(せいろ)”に平たぁー盛ってて、
海苔をかけへんのんが「もりそば」や!


「ざるそば」は、(冷)やけど、
「もりそば」は、蒸篭やから
蒸して(温)でも(冷)でも食べれんねんヮ。


そやから「味の違い」は、当然あるねんて。
同じ“そば”でも“別もん”かも知れんな。
ちゅーコトは、「もりそば」初体験なんかも…



そやから、ホンマの評価は、
「藪の中」


●上野「藪そば」
 http://gourmet.yahoo.co.jp/0000746842/M0013000339/


『人気ランキング』
「グルメの部」過去最高“16位”!
そやけどホンマに「急降下」やったなぁ…(汗)
今日は何位なんやろ?
お願いやから、下のアドレスに“IN”して見たってやぁー。
(見てくれたら“投票”されるねん)
ほな、よろしゅう頼んまっさ!
http://blog.with2.net/link.php?188765