【隠れうどん】

「ホンマもんの大阪うどんが
食べたいねん！」

前々から気になってる“うどん屋”が
地下鉄谷町線「谷町６丁目」駅
４番出口北へ一分の所にあるねん。

何が気になってたかちゅうと
「大阪のうどん、製麺所のあじ」
ちゅう看板のキャッチフレーズもそやねんけど
名物の「隠れうどん」
て、いったい何やねん？

ほんなら店頭に
「隠れうどんの由来」
がちゃーんと書かれててん。

当店は大阪で三代続く製麺所を
引き継いでおり代々受け継がれた仕事を
頑固に続けております。
昔から製麺所では一度に大量の麺を
大釜で茹でる為、
職人達はうどんを茹で上げる時が、
その日一番忙しい時間でした。
しかし大汗をかき、
空腹も一番になるときなので、
少しの暇をみて、
釜から直接引き上げたうどんに、
しょうゆをかけて食らいついたものです。
しかしながら大阪はだしの文化が深く根付き
讃岐のようにただ麺をくらうのでは物足らない。
そこで麺の上に鰹節をたっぷり乗せ、
茹で汁をかけて醤油を少々即席だしという訳です。
親方に隠れても食べたくなるという訳で
「隠れうどん」と名付けました。
引き継いでいきたい大阪麺職人の味を
ぜひご賞味下さい。

こんだけ読んだら、
生粋の大阪人のオレの心が
動かへんはずないやろ！
即に店に入ったヮ。

『愛宕屋』（あたごや）

店内はいかにも“うどん屋”
和の落ち着いた感じやヮ。

注文は即「隠れうどん」
そやけど、それだけやったらシンプルやから
「掻き揚げ隠れうどん」＠850

生麺から湯掻くから時間がかかる
と思いきや結構早う出てきたわぁ。

しゃーけど、デッカイ掻き揚げやなぁ。
それも「季節の掻き揚げ」や言うて
「そら豆」まで入ってるヮ。
カリカリに揚げたぁーって
メッチャ美味いヮ。

よーかき混ぜて食べるねんて。
まずは、「うどん」（麺）の実力を。

やっぱ、「大阪うどん」は柔いヮ。
せやけど、ここのんは柔いだけや無いヮ。
これは、かなりえぇ食感や！
「大阪うどん」でも絶対美味いほうやわ！

そやけど、やっぱ大阪はダシやな。
鰹節を茹で汁に醤油を少々…
ちゅうダシや無いヮ。
こら、美味い！

ダシひたひたに染んでる「鰹節」
最高やぁー！

これが、一番の「具」やヮ。
一気に食うてもたがな。

初めて「大阪うどん」
美味い思たがな。

「★★★★」（4.0）

オレ、生粋の大阪人やのに、
ホンマ申し訳無いんやけど
やっぱ「麺」は“讃岐”やヮ。

これやったら
オレが隠れて食べる
「隠れうどん」は

「讃岐うどん」

になってまうがな。

●隠れうどん『愛宕屋』
　大阪市中央区谷町6-5-41
　06-6761-8831
　11：30〜22：30

『人気ランキング』
「グルメの部」過去最高“１６位”！
そやけどホンマに「急降下」やったなぁ…（汗）
今日は何位なんやろ？
お願いやから、下のアドレスに“ＩＮ”して見たってやぁー。
（見てくれたら“投票”されるねん）
ほな、よろしゅう頼んまっさ！
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