【黒胡麻坦々麺】


「やっぱ“中華”は、
本土(中国)の人が作るんがえぇわぁ」


布施の裏通りはホンマにディープなトコあるわぁ。
商店街から裏町の方を見たら、
なんやら怪しく黄色い看板で
中華「麺」
ちゅう文字が光ってるわぁ。



ラーメン食べようと思てたさかいに
その光に誘われるようにその店ん前へ。
夜やさかいにわかりにくいけど、
なんや赤と黄でえらい派手な店やわ。


『吉臨屋』



表の写真入りの看板メニューだけでも
えらいよーさんラーメンの種類が
あるさかいにどれ食べてえーかわからへん。



ん、こんな目立たへんトコに
なんや割引のお知らせがあるやん!


『10%OFF』



この手作りの青色のプラスティックの
『割引カード』
握りしめて店ん中入ってん!



『ご注文は?』
「麺は何がオススメなん?」
『ウチでの人気は、坦々麺!』
「ほな、それで!」


それにしてもえらいたどたどしい日本語やなぁ〜!
ここのママさんはアジア系の顔やけど
どーも日本人やないらしいわぁ。


『“白ごま”と“黒ごま”どちらにしますか?』
「そんなん、難しいなぁ…」
『仕事で疲れてるか?』
「はぁ!?まぁ…」
『じゃ、健康には“黒ごま”!』
「キムチ焼飯もしてなぁ〜!」


やっぱママは、中国本土の人らしいヮ、
それやったら、ここの「坦々麺」は期待大やで!
ん、そやのになんで「キムチチャーハン」なんやて?
それは布施ちゅう土地柄もあるし、
こん時に店内のテレビで「韓国映画」やってたからや。(笑)


おっ、
『黒胡麻坦々麺』@800



が先に出来てきたで!
うわぁ、凄い量のすりおろし黒胡麻やわ!
見るからに真っ黒。


ほな、まず一口。
胡麻の香りと甘味が先制攻撃!
続いて爽やかな酸味、
それから、マイルドな刺激の辛味!



こんな胡麻の強い坦々麺は初めてや!
なんか物凄ぅ、個性的やわ。


続いて
『キムチ焼飯』@700



キムチは、あっさり目のん使ってるわぁ。
しもたア…。
これ単体やったら美味いのに…
胡麻坦々麺との味の相性が
いまいちや…(汗)


ボリュームはいうことあらへんわぁ。
腹一杯になったわ。


「ごっそぉさん」
『1350円』
(ちゃーんと負けてくれてるわぁ…笑)
「おーきに」


「★★★☆」(3.5)


「あっ、気になっててんけど、
あの“とうもろこし麺”てどんなん?」


『老麺は“小麦粉”に“かんすい”とか“塩”入ってるから、
これはとうもろこしだけだから健康にいい!』


緑色て書いてあるけど
とうもろこしがなんで緑なん?」


『中国で緑色は“無添加”の意味』


そーいう意味かぁ。(汗)
よー分かったんやけど、
日本語表記にせんと誤解させるでー!


とうもろこしが、緑色やったら絶対“着色”やしな。
そんな色の麺…
不味そうやん。


店を出て確実に分かったコトが一つ。
ここのママさん


「健康オタク」や!


●『吉臨屋』
 東大阪市足代1-11-6 
 06-6727-6538
 11:30〜23:00


※「讃岐ツアー」は一旦“休憩”
 ラストはいかに!?


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