【寒晒し蕎麦】


店主が入口横の蕎麦打ち場で
必死に打ってはるわぁ。


せやけど、店内は待ち客で満員・・・。


「なんばPARKS」の横ちょ、
南海電車の高架下に出来た
『なんば※(こめじるし)』
(6・26 OPEN)


ま、しゃーないわなぁ。
出来たての飲食店街は、最初は
「どんなんやねん?」
て、みんな関心あるから、
よーさんの人でいっぱいになるんは
当たり前やわな!
問題はこれがいつまで続くかやけど・・・。


噂になるほどの厳選した店が、
結構入ってるから、こら期待大やわ!
で、ぐるって全部の店見て廻ったンやけど
一番気になったんは・・・


寒ざらしそば


てなんやねん?
これ食うたろー!


寒ざらしそば”『芦生』(あしう)



なんぼOPENして、間もないちゅうても
メッチャ対応悪いなぁ…。
店に客入ってきたんわからんからか、
入口でずっと待ちぼうけやし…。


相席で座ったら、何か周りは異常に雰囲気悪い。
そば屋て、ほっこり癒されるはずやのに
何か空気メッチャ重たい…。


原因は、すぐに分かったヮ。
全然「そば」も出てけーへんみたいで、
帰る客まで出てきてるしぃ…。


そら、雰囲気悪なる一方や…。
オレん所には、お茶も出てけーへんしなぁ。


こんなん「注文」取りに来るン待ってたら
いつのコトかわからんヮ。


「注文聴いてや〜!」


「天ざる」@1300
を“寒ざらし”(@600増)で!


“寒ざらし”て何や?て、こんな「高級蕎麦」らしいヮ。


秋に収穫した蕎麦の実を、
大寒から節分まで凍るような清流に晒してアク抜きをします。
これを引き上げて晴天続きを見計らい
山国の寒い風と紫外線の強い太陽光線で
晒して乾燥させて作ります。
蕎麦の雑味が取れて、ほのかな甘みと香り豊かで
まろやかな味わいを持ち、蕎麦の味が落ちる夏の暑中でも
新蕎麦の風味が楽しめます。


手間がかかるため今では作り手の少なくなった、
まさに『幻の蕎麦』です。


ちゅー薀蓄なんか、どーでもよーなる
この待ち時間の長さ。
もう、15分は過ぎとるで…。


おい、おい、ここは「讃岐うどん屋」かぁ、
茹で上げるンに何分かかっとるねん!
それに隣に来た客に「茶」出て、
何でオレには出てけーへんねん!
(イライラ…!)


切れそーになる一歩手前で、やっと出てきたわ。



だいぶと待った“そば”は、
短くて荒い。
めっちゃ香りはええし、
「十割」やから
「そぼ」食うてますーっつ!
ちゅう食感の「蕎麦」やったわ。



田舎そばとは、またちがう“荒さ”や。
「蕎麦通」には“たまらん”かもな。
オレは、そこまで判らんヮ。



「天ぷら」が後から出てきてんけど、
「海老」は細いしぃ、
なんでこんなにベチャて揚がってるねん?
ちゅう感じ。



野菜は、まだマシに揚がってるけど…。
この少ない量と言い…。
“そば屋”て天ダシも美味いけど
天麩羅揚げるン上手いはずやねんけどナ。


つけダレの「味」は、美味いのになぁ〜。
「そば用」と「天ぷら用」
別々にして欲しいヮ。
「天ぷら」漬けたら、油でワヤなるやん。


ま、今日のこの店ン中の “重たい雰囲気”やったら
 なんぼ美味いそばでも不味感じるヮ。


「★★☆」(2.5)


『お待たせして、本当にすいませんでした。』
「…」


『寒さらしの分(@600)引かさせて頂きます。』
「… …」


『これ、開店記念の“粗品”でございます。』
「… … …」


もう、なんや“雰囲気”悪すぎて、
言葉無くしてもーたヮ。


で、どんな「粗品」やねん?



「… … … …」
(再び、言葉失う…)


※今日が“たまたま”やったらえーねんけどな。
 いや、そう信じたいもんやなぁ。


●なんばこめじるし 寒ざらしそば『芦生』(あしう)
 http://nam-come.com/life/ashiu.html



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