【魚屋の心意気！】

『さかな屋さんの居酒屋さん』

て、ちょい気になるやん！
魚屋がやってる居酒屋なんやから、
どんな、えぇ“鮮魚”出してくれるかと思てな？

店前の看板メニュー見たら
なんかホンマ「魚屋のおっさん」が
殴り書きしたようなアピール！

オススメ〜旨いでェ〜
「車えびのおどり喰い」＠680

隣に張ってる「紙メニュー」にも惹かれるヮ。
（ガムテープで貼り付けるのはやめて欲しいけど…）
「淡路産大トロアナゴ湯引き」@980

こんなん見たら入らなしゃーないやん！(笑)

店内は何か“手作り風”、
オレ一人やからカウンターに座ろうとしたら
「こちらへ!」て、案内してくれたんは
独り用半個室。

個室て言うても目の前即壁、
デカいオレは自由がきかへん…。(汗)

カウンターの上に設置されてる水槽には
えらいよーさん色々な魚泳いでるわぁ。

ほな、とりあえず「生（ビール）」な。
えっ「スーパードライ」@280やて、安っ！
焼酎も酒も全部同じ値段やしぃ！（驚）

あの表に書いたぁった「アナゴ」と
大将のおまかせの「造り盛り」言うたら…

なんでか
「穴子と赤貝」
だけ出てきた？

「あの、大将、これ盛りちゃうやん？」
『いや、独りやから、ちょっとづつ旨いん
いった方がえぇかと思って…』

あー、そー言う意味な、心遣いおーきに。

アナゴの湯引きはポン酢、赤貝はわさび醤油で！
アナゴ美味っ！身ぃ“ぶりぷり”やし。
さすが「淡路産大トロアナゴ湯引き」@980

赤貝も身厚いし、味濃厚やわ。
さすが「山口産から付き赤貝」＠980や！

「大将のおすすめ」（本日のオススメ）
の手書きメニューの中には、
とにかく「おっ！」と目に止まる
“一品”がよーさんあるしぃ！

それにしても“汚い字”やな…。（笑）

前の兄ちゃん、本日イチオシの
「車えびのおどり」@６８０(２匹)
海老跳ねて床に逃がしてるしぃ！(爆)

『活剣先イカのげそ天ぷら』＠580

そら、さっきまで泳いでたヤツやから
旨いわな。
下に「水菜」敷いてるのがまたえーヮ。

その後、大将が一段落したら隣で話してくれてん。

「いつからやってはんの?」
『去年の１０月からやってるねん!』

この前の店は親がやってたらしいヮ。
自分が継いで全部“改造”してんて。

『これ、外側は地震きたら潰れるけど
内側は鉄骨組んでるから残るで！』
見た目は、手作り風やけど、
よー見たら確かに骨組みは確かにしっかりしてるわ！

『照明のライトひとつひとつ全部違うねんで』
あ、ホンマや。
そやけどこれ微妙なこだわりやなぁ、
言われるまでわからんかったわぁ(笑)

「そやけど、酒安いなぁ！」
『オレ、酒呑まへんから、
酒なんかどーでもえぇねん、ちゅう値段やろ。』

ホンマ、ユニークで個性的な
大阪らしいオモロい店主や！

「今度、また宴会するわぁ、
予算はなんぼくらいなん？」
『一人@5000』

この内容は、カラオケ付個室で、
メインは「ハモチリ」と「大漁盛り」
「飲み放題付き」でどーや？
やて。

上から終わった宴会の「大漁盛りの舟」
（巨大造り盛り）
が下りてきた。
かつおとかひらめとかまるごとの骨が
何匹もぎょーさん…。

「そんなんで、採算あうん?」（汗）
『来てもーたら嬉しいから、そんでええねん！』

ミナミのド真ん中やのに嬉しい心意気や！
ここ、気にいってもーたやん。（笑）

「★★★★」（4.0）

「魚屋」で思い出したんやけど
昔に「あのねのね」（歌手の名前です）の
『さかな屋のおっさんの歌』て
メッチャ流行ったやん!?

あれ、好きやったわ。

木魚叩きながら…

ポクポクポクポク！

♪魚屋のおっさんが屁をこいだ♪

「ぶり」

考えたら、あれは日本のラップの元祖やったンかも…。

そんな「魚屋のおっさんの歌」はえぇから
店の名前を早よ紹介せーて？

最初にちゃんと言うとるやん！

『さかな屋さんの居酒屋さん』

●『さかな屋さんの居酒屋さん』法善寺店
　大阪市中央区難波１−６−２２
　06-6211-4652

ん、福島にもあるやん。（福島店）
　大阪市福島区福島5-6-18福島ビル2階
（JR・阪神福島駅の間、ホテル阪神の北隣）
　06-6452-0543

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