【シャイン】


待ち望んでた彼が日本へ来るねん!


オレが唯一、クラッシックコンサート
行っても寝ぇーへん男。

(そやねん、苦手やからついつい寝てまうねん…)
彼の素晴らしい演奏やったら、
そら寝えーへんヮ。(笑)


「最近、行きたいコンサートてあらへんヮ」
て、思ってたら…


『デヴィッド・へルフゴット 来日公演』


ちゅうのが「広告」が目に入ってきた。
「これは、どないしてでも行かんとアカン!」
て、思うほど好きなピアニストやねん。


「デヴィッド・へルフゴット」について書いた
以前のコラムはこちら↓
http://d.hatena.ne.jp/naniwaotoko/20051223


前に来てから、もう7年は経ってるかなぁ。
「来て(来日して)ほしい!」
って、ずっと思っててんで。


そやけど、なんや今回のコンサート・ツアー
えらい小規模やなぁ。
関西は神戸国際会館こくさいホール」だけやし…。


て、また“裏技”駆使して、
チケット取ったった!(笑)
前から5列目中央。



7・16(祝)午後1:30開場・午後2:00開演


指定席やちゅうのに
午後1:30前から並んでるしぃ…。
(明らかに張り切り過ぎや…)
開場と共に入場して、席にまっしぐら!
ピアノは目の前。
アカン、心、落ち着けようっと…。
この30分間で。


午後2時キッカリ、照明が変わって
彼が笑顔で感謝の気持ちを身振り、素振りで
伝えながら登場した。
何年も会ってへんのに見る限り
あんま老けてないよーに見えるヮ。


「なんか、子供みたいやから
年とれへんねんヮ。」


て、勝手解釈。


彼の方がはるかに年上やのに、
なんか身内の子供を見守るような気持ちに
なるから何か変な感じやヮ。(笑)


長い間の心の重圧から解き放たれた時に
彼は汚れのない子供になったンやと思うねん。
て、言うか、オレには彼が


「天使」


に見えるねん!
羽もリングも無いし、
えらい年とってハゲた「天使」やけどな
(爆)


せやけどな、ピアノの前についたら
“別人”に変わるねん。


「天才」


どの曲も全く譜面も見いーへんで、
完璧に弾きこなすねん!
ま、弾き方は、彼の解釈が多少入っているのは
あるにしろや。
さっきまで「無邪気な天使」やったのに、
ピアノの弾く姿には


「神が光臨」


しとんねんヮ。


それに難しいフレーズでも難なく弾くねん!
「どないしたらあんなに指動くねん!」
て、マジで思うもんなぁ。


「フレーズ」を独り言のように呟いてるんか、
なんかよーわからんねんけど…
オレにはかなり機嫌よさそうに


「鼻歌、歌とてる」


ように聴こえるねん。
それも難易度の高い曲であっても、
演奏中はずっとやで…。

すべては愛に―天才ピアニスト デヴィッド・ヘルフゴットの生涯 (角川文庫)


今回の演奏曲


ショパン・幻想即興曲嬰ハ短調op66
ショパン英雄ポロネーズ第6番変イ長調op53
ショパン・バラード第1番ト短調op23
リスト・パガニーニによる大練習曲第3番嬰ト短調 ラ・カムパネッラ
リスト・バラード第2ロ短調


(休憩)


リスト・ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
シューベルト即興曲第2番変ホ長調op90
ラフマニロフ・ソナタ第2番変ロ短調op36
アレグロモデラート、レント、アレグロモルト


(アンコール)


ラフマニロフ・パガニーニの主題による狂詩曲第18変奏
A―ハチャトリャン・バレエ「ガイーヌ」より“剣の舞”
リムスキーコルサコフノ・熊蜂の飛行


そら、中には知ってる曲もあるで。
そやけど“クラッシック・アレルギー”で
寝へーへんのがホンマ不思議や。
(たまに、魂がどっか行きかけるコトはあるけど…笑)
ホンマ、あっという間の時間やった。


「天使」は、何もあらへんかったよーに
出てきた時と同じ笑顔で去っていってもォーたヮ。


コンサートの後で、この公演チラシの
コピーを見てビックリした。


「これが、最後の来日」



知らんかったやん…。
ほんでも、来れてよかったヮ…。
もう、来ぇーへんねんやったら
向こう(オーストラリア)でも
いつまでも元気でいてや!
ホンマにえぇ演奏、ありがとーやで!


「シャイン」
シャイン


あんたが光らせてくれた、
この心の輝きは
オレは、一生忘れへんからな。


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