【聘珍樓茶寮】


1887(明治20)年、横浜で開業、
今年で120年の中華屋。


オレの親父は「中華」メッチャ好きやってん。
この話は、オレがまだ小ちゃかった時の
ことやねんけどな・・・


気まぐれでヘンコなオヤジは
「ラーメン食いに行くから用意せー!」
って、いきなりオレに言いよんねん。


最初「ラーメン」食いに行くのに
何の用意が要るねん?
って思っててんけど・・・
その意味が、行く時になって
やっとわかるねんやん。


オヤジはスーツ着て、
デカイ旅行カバン持ってるから、
「こら近所に行くンやないヮ。」
って。(汗)


それ見て、こっちは急いで旅行の用意や!
ぼやぼやしてたら怒られるさかいにな。


で、どこまでラーメン食いに行くんかと思ったら
わざわざ「横浜中華街」てありえへん・・・。


そこで、高級な中華の店入っても
頼むン(注文)は、やっぱ
「炒飯」と「ラーメン」やから
訳わからん・・・。(汗)


大きなってから、横浜で本格広東料理で有名な店

『聘珍樓』(ヘイチンロウ)

ってよー聞くし、テレビにも出るやん。
それ見て、あの時の“思い出”が蘇ってん!


「あ、オヤジと行ってたトコや!」


その『聘珍樓』が、
大阪心斎橋「そごう」の地下に
DERI(デリ)を作ってん。
中華惣菜を売ってんねんけど、
隣にメッチャ小ちゃいイートィンスペースが
併設されてるねん!


『聘珍樓茶寮』(ヘイチンロウサロウ)


今日の「日替わり」は、
「豚の角煮丼」と「ラーメン」



豚の角煮というよりも
らーめん用のチャーシューを分厚く
切って“特製たれ”で、
ごまかしたよーな丼ぶり。


それにラーメンは古典的なしょうゆベースの
「志那そば」



まだ青い「ザーサイ」は、
漬けが浅いンか塩があんま利いてへん。


「マンゴープリン」と呼ばれるもんは
どー考えても「マンゴームース」やし・・・。


これ、もしかしたら「聘珍樓」て
“冠”付けたらアカン
のんちゃうん?


「★★☆」(2.5)


小ちゃい頃のあの美味かったイメージが崩れるぅ。
やっぱ、横浜の「聘珍樓」へ
行かんとアカンかなぁ。


オレの好きやったオヤジの笑顔
思い出すためにも…。


(え、オヤジはまだ健在ですけど…汗)


とりあえず、この「聘珍樓」去ろう!


●「聘珍樓」
 http://www.heichin.com/


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