【皮膚展】


「調理師希望」はんのご招待!


「調理師希望」はんからメールが来てん!


現代アート”って興味ありますか?

オーストラリアの友達が今、
国立国際美術館の“特別展”に出品していて、
かなり興味深いものでした。
他にも日本女性の(作品)が、あまりに不思議で美しいものだったので、
よかったら“招待券”がありますのでよければ見に行ってください。』


国立国際美術館」でやる人(アーティスト)ちゅうたら、
やっぱその筋では、それなりに知られてる人しか
出てけーへんもんなぁ。
そんな有名なアーチストとツレなんやぁ。(驚)


美術館も行きだすと立て続けに行くもんやぁ。(笑)
今度は大阪の中之島にある国立国際美術館



「現代美術の皮膚」展



オレ、“頭硬い方”やないと思うねんけど…
「現代美術」ちゅうのは、
いつの時代も“前衛”やから
かなり「難解」や…。(汗)
ま、見ても(意図してる意味は)分からんから、
いつもみたいに“感じ”に行くだけや。



今回は、何の知識も全くあらへんねん。
オレの知らんアーティストばっかやから
純粋に作品を受け止めれるわぁ。
ほな、早速行こかぁ。



「マーク・クイン」



この展覧会のポスターにもなってる「悟りへの道」は、
女性が苦行かなんかで、ミイラになりそうな様を
ブロンズ彫刻で表してるねん。
これは、崇高な題名がついてるからなんかか
「ミイラ」なんやけど何や“独特の美しさ”を感じる作品や!


って、出足はよかってん…。(笑)


そやけど、さすが「皮膚」がテーマや、
次第に“生々しい作品”が登場しよる。(汗)


マーククインも「自分の血を固めた頭部像」で、
話題を集めただけのコトはあるわぁ。
(大汗)


人間って、いろんなパーツがいろんな役目を担って、
上手いコト、バランスよー動いてるみたいやねんわぁ。
それがバラバラになって役目果たされへんよーになったら
「モノ」になって“死”を意識させるねんわぁ。
(怖)


「オルラン」ちゅう人の作品は、
自分の“整形手術”をパフォーマンスとして
写真で撮ってはるんやけど…
喉がサクッて(メスで)切れてるトコとか…。
こら、かなりアカン…。(涙)


「イ・ドンウ」(韓国)は、
デビルマン”に出て来る悪魔(デーモン)のように
人が折り重なって合体し、別の物になっている様を描く作品。
このデブが折り重なってる様、かなりグロい。(汗)


小谷元彦のんは、
動物の骨が剥き出しとなって違うモノとなっている様。



うーん、オレ「エイリアン」創作した
「H・G ギーガー」メッチャ好きやさかいに
“内蔵感覚の作品”は大丈夫や!
と思っててんけど、どーもアカンみたいやわ…。(大汗)


さらに強烈やったんが「ヤンファーブル」の作品。
中世時代の騎士の甲冑やそん時のドレスが展示されてんねん。
遠目に見たらエメラルドグリーンに輝いとって
メッチャ綺麗ねん!



「何を使ったらこんな綺麗に輝くねん?」


て、近くまで寄って後悔したわぁ…。


げっ!


何百もの本物の玉虫を
隙間もないくらいにびっしりと
繋ぎあわせて形にしとるやん…。


アカン…。


なんやくらくらしてきた…。


「林智子」の作品は、遠距離恋愛がテーマ。
二台のベットが置いてあって、
片方のベットで指に“リング”をはめて、
それで、ベットの上をなぞると光の軌跡が浮かび上がるねん!
で、同時に別のベットにも同時に同じ軌跡が…。
勿論、二台のベットは遠距離に設置されてる設定。


これ光に体温より少し高い温度持たせたらえーのに。
ほんなら、光の軌跡は温くて、触れられたよーに思うやろ!?


ま、何でも言うだけは簡単なんやけど…。(笑)


ほな、「調理師希望」はんの
“ツレ”(フィリップ・ブロフィ)
の作品見に行こか。


接触型の作品で、
ボーリングの球のような大きさの球体に
穴が空いてて、そこに指を入れるねん。


すると、指の動きに合わせて、
画面と音声が変動する
ちゅうもん。


画像も男女の性器をイメージさせるもんやし、
音声も悶絶風や。



指を入れてる球体は、
女性器(内部)そのものなんやろな。
指を入れて愛撫すると映像が反応する。
近未来のバーチャルセックスの
プロトタイプ(試作品)
ちゅうような作品やなぁ。


「調理師希望」はんのオススメの二人は、
“芸術作品”ちゅうより
「近未来の工業製品の見本」
みたいやったわぁ。(笑)


うーん、せっかく招待してもーたのに
こんな感想ですんまへんなぁ、
「調理師希望」はん。


「★★★」(3.0)


今回は、残念やったけど
「感動で、寒気して鳥肌もんの作品」
ちゅうのんはおまへんでしたわぁ。


違う意味で、ずっと“寒気”してましたんやけど…。


ま、貴重な経験させてもーたんで、おーきにでした。


●「国立国際美術館
 大阪府大阪市北区 中之島4-2-55
 06-6447-4680 (代表)
 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
 * 特別展開催期間中の金曜日
 10:00〜19:00(入館は18:30まで)
 月休(月が祝日の場合は翌日が休館)、
 年末年始(12月28日〜1月4日)
 http://www.nmao.go.jp/


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