【晩えとね】

ここの店なぁ、いっぺん夜に来たかってん！
なかなか奈良の店に晩に来るコトて
あらへんねんけど…

遅ぅ（深夜01:00）までやってるさかいに
無理矢理来たった。

「フレンチ居酒屋」ちゅう“冠”を出してるから
所詮、洋風の居酒屋料理やろ〜とか…
奈良の富雄ちゅう辺鄙な処の店やから
たいしたコトないんやろ〜とか…
思う人もおるみたいやけど…

ま、そんな概念無しで、
一回行って欲しいトコやな。

フレンチ居酒屋『えとね』

「（時間）遅いけど入らしてもーてもえーかなぁ？」
『全然、大丈夫ですょ！どーぞ、入って下さい！』

まずは「生」（ビール）で、
“ぷはぁーっつ”
「アサヒプレミアム生ビール“熟撰”」@500
（ほらな、ビールもアサヒの“熟撰って“こだわり”やろ!?）
喉、渇いてたから一気飲みしてもた。

「おっ、鹿あるやん！」
「鹿肉のカルパッチョ」@1000

「生鹿肉」やけど、全く臭みはあらへんで。
あっさりして上品な野味やなぁ。
オリーヴオイルと、薄切りの
「パルメザンチーズ」の塩味がちょうどおーてるわ。

で、白のグラスワインに。
「サン・コム ホワイト」@600

アテには腹減りやから
「エビの焼きリゾット」@650
綺麗に円筒状になってるねん。
表面をカリカリに焼いたぁーって、
中は軟らかいリゾット。
中身は、ちょい、クリィーミーで美味いやん。
皿の上に載ってるエンダイブのサラダがまたオシャレやん！

「牛レバーの低温ロースト」@900
しっとりと仕上げたって、
ホンマこんな食感初めてや
生と焼いたンの中間みたいな。
（でも、しっかり火は通ってる）
うん、旨いなぁ。
ペッパーソースのスパイシーさと酸味、
カレーパウダーの刺激がまたえーねん！
こら、手間隙かかってる一品やでぇ。

ワイン“赤”に変えよかあ！
赤の「テラス・ド・ギレム」（仏）@600

オススメは「骨付き子羊のカツレツ」@650
一本からでもしてくれる気軽さが嬉しいわ。

これ、フレンチの定番やけど美味いなぁ。
さすが…「帝國ホテル」出の腕や。
ま、どこの出身なんか、美味いもん出してくれたら関係ないか。（笑）

「牛もつのグラタン」@1100

「もつ」はアカセン、シマチョウ、ハチノス。
これが、またここの“トマト煮”にまたよー合うねん。
もち、臭みはまったくゼロ！

ホンマにやりよるなぁー！

最初に来た時よりも次に来た時のほうが
美味いと感じる店、そないにないで。
なんで？てなぁ、
“そこの味に舌が慣れる”からなぁ。
前のランチん時より、美味さが上がったんは
オレも嬉しかったヮ。

前ん時の「ランチ」は、こんな感じ↓
http://d.hatena.ne.jp/naniwaotoko/20071210

わざわざ来てよかったわぁ。

「★★★★☆」（4.5）

それにしてもここの店主も含めて
スタッフもみんな若いのに
ホンマ、よー頑張ってるなぁー！

なんかこっちまで元気なるわぁ。

うーん、なんか力が湧いてきたでぇ

フツフツと。

フレンチ（仏料理）だけに…!?

●フレンチ居酒屋『えとね』
　奈良市富雄元町2-5-25 明光富雄ビル102号
　0742-41-0189
　12:00〜15:00(14:30LO)
　18:00〜翌1:00(翌0:00LO)
　 月休
　P 無(近隣に有料P有)
　カウンター6席、テーブル14席
http://etonner.tomio-nara.info/
　

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