【距離感】

意外に広い淡路島（その４）

さ、風呂や！

その前に晩飯ントコまで行くタクシーを
手配しとかんとな。
予約時間に間に合えへんよーになるからな。

タクシーを電話で手配！
「もしもし、一台来てもらいたいねんけど…
今、松帆の湯ですわぁ！」
『どちらまで行かはりますん？』

「あの淡路牛が美味いって有名な○○○（店名）を
××時に予約入れてますねんけど…。」
『それやったら、この時間混みますから、
今から向かえに行かせますわぁ！』

「アカンって！
まだ、今から温泉浸かるンやから…
ほな、急いで入るから３０分後に頼ンまっさ！」
『それでは、その予約時間に
間に合わないかも知れませんよ…。』

「とにかく、３０分後に…
ほな、よろしゅうに！」
って、電話切ってん。

せっかくここまで来たのに…
「そんなもん、入らんと行けるかいな。」
って、急いで入泉！　

高台の上にあるさかいに露天風呂からは、
明石大橋が一望出来るえーロケーション。

「気持ちえぇなぁ、温泉はやっぱえぇわぁ。
景色も最高やぁ！」

ってゆったり入ってる場合やあらへん！(汗)

出たら、もう運転手はんが待機…。
「ほな、頼ンまっさ！」

オレが、乗るや否やエライ勢いで走り出してん！
「そないに慌てんでもそう遠ないはずやのに…？」

『高速道路、使わしてもーて
よろしいか？』
「えっ!?そんなに遠いのん？」

『ま、高速使って…うまく行っても４０分です！』
「えっ、それやったら、
全然予約の時間に間に合わへんがな…。」

『確かに淡路牛を淡路島一安く美味く
食べさせてくれる店ですけど…』
「はい…!?」

『タクシー料金を片道、
七、八千円もかけて行くのはどうかと…』

「な、なんて？
運転手さん、止めて！」

タクシー止めてもーて、詳しく話しを聴き入ると、
どーもとんでもない距離みたいや。
それやったらタクシー代金でえぇもん食えるやん！

「淡路島は琵琶湖と同じ位の大きさです。」
らしいわぁ…。（滝汗）

そら、大津から米原までタクシー乗って、
焼肉屋行こうって、絶対思わへんからな。（笑）

　「すいません、×時に予約入れてました○○でっけど、
急にお腹の調子が悪なって、行けそーにありまへんわぁ。
ホンマにすんまへん…。」

あぁ、「仮病」使こてキャンセルしてもーたがな。
（かなり、自己嫌悪…。凹）

「で、運転手はん、ここらで美味い
焼肉屋紹介してもらえまっか？」
（立ち直り、早っつ！）

ホンマにえぇ運転手はんで良かったわぁ！

（次は紹介してもーた焼肉屋の話に…
つづく！）

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