【一碗水】

最も予約の取れへん中華。

そら、ここのん食おぅと思たら、
携帯、両手に持って、かけまくらなアカンでぇ！

「公衆電話の方がかかりやすい」ちゅう
“都市伝説”まで信じて、予約してる人もおるとか…!?。（汗）

ここの予約は…

「チケットぴあ」かっ!?

それぐらいせんと予約取られへんぐらい人気の中華料理店。

せやのに、ツレがたまたま“キャンセル待ち”
で席をゲットしよってん。
（なかなか、“キャンセル”なんかせーへんのに…）
で、また、そこにオレが呼んでもらえるちゅう“ラッキー”さ。（嬉）

中華『一碗水』（イーワンスイ）

その日も店へ行く途中にえらい雨が降ってきよるねん！
（オレ「雨男」やし、よーあることやねんけど…。）
せやけど、この頃は、「夕立」ちゅうカワイらしい雨やあらへん！
場合によっては、人が流されて死んでる位の“集中豪雨”やねん！
ホンマ、温暖化なんか異常気象が原因なんか、
日本でも「スコール」が降るよーになってもたがな。（汗）

ちゅうことで、あと５分位歩いたら店着くのに…
雨やどりしてる場所から一歩も動かれへんがな。（汗）

「タクシー通ってくれかんかなぁ？」って、
自分の都合のえぇコト思ってたら、
なんや奇跡的に前から来たがな。（驚）

「めっちゃ近所で悪いねんけど…雨やさかいに頼んますわァ。」
って、店まで乗せてもーたら…
『あら、さっきもここにお客さん乗せてきたトコですヮ。』

ツレが乗せて店まで行ったタクシーが、
たまたま、またオレの前を通ってんやなァ。
こんな偶然ってあるんやなァー！（驚）

いや、偶然やのーて、これも必然！
「オレをちゃーんと時間に着くように」
神様が助けてくれはったんやなぁー！（笑）

さ、ちゅうコトでさっそく席に着いたら
「（月代わり）コース」の始まり、始まりぃ…。

ツレとビールで“乾杯”の後は
最初に「前菜」がぱっぱっと何点か出てきたでー。

「枝豆の紹興酒漬け」

紹興酒に漬けたら“ただの枝豆”の「おつまみ」やのーて
ちゃーんとした“酒の肴”「一品料理」にまで昇格してるがな。
このちょっとした技で、モノが全然ちゃうもんになるねんなァー！

「クラゲとミョウガの和え物」
オレ、ミョウガ、苦手やねん…。（汗）

「揚げ茄子の干しエビソース」
この「干しエビソース」めっちゃ酒のアテになるわァ。

「前菜」ちゅうより、これ「酒の肴」ばっかやな。（笑）

「スルメイカの腸（わた）ソース」
イカの火入れ加減がえーなぁ。
このワタソース、たまらんでぇー！

あぁ〜もぅ、辛抱たまらんヮ！
こんなんばっか、出されたら「ビール」飲んでる場合やないヮ。
こら、絶対に「紹興酒」や！
ここな、甕の紹興酒がな、よーさん種類あるねん。

それも日本ではここだけちゅう
「本場紹興咸享酒店専売酒」やねんて。
（な、なにが凄いンかあんまりよーわからんけど…汗）

最初に頼んだんは「甕出し太離酒（陳八年）」
それも「デキャンタ」やのに@2000、安っつ！

うーん、ロックで“ぐびぐびぐびっつ”！
ツレは、なんと“ストレート”で！
（おい、おい、だ、大丈夫なんかっいっ!?）

続いては、えらい凝ったスープや！
「冬瓜のスープ」
冬瓜くり貫いて「器」にしたぁーるでぇ！

このスープが秀逸や！
金華ハム、木クラゲ、クコの実、鶏肉、
ゆりね、ピーナッツ、貝柱など
よーさん味の出る「具」が満載や！

冬瓜の中を削りだしながら食べるねん。
美味ぁーっつ！

「三重県産の岩がきの中国醤油炒め」
「岩牡蠣、デカッ！」
こんなえぇ岩がきを炒めるやなんて、
なんちゅう贅沢やねん！

味付けもえーわぁ。
めっさ、美味っつ！

どんどん酒も進むやん！
「古越龍山甕出し（陳１０年）」
デキャンタ＠2200。
今度は１０年（寝かせた）もんや！
色が深く（黒く）なって、味はマイルド。

「空芯菜と淡路ウニの炒めもの」
オレ的には、生ウニあんま好きやないさかいに
ウニは火を入れたんが好きやねん！
何ちゅうても磯臭さが消えて、甘みが増すやろ。
それが、好っきやねん！

「和牛テール煮込み」
テールの周りをほじって食べるねんけど
「コラーゲン」“ぷるぷる”で美味いねん。
濃い味もえー感じやねー！

またまた、酒が進むやん！
「大越壺出し貴酒（陳１５年）」
デキャンタ@2800
これまた、色がさらに深く（黒く）なって〜
あーこら、旨いわぁ。

〆は、「麺」
これ、見た目は、そないでもないねんけど
実は辛いねん！

夏は辛いもんやなぁ。
って、汗びっしょり！

デザートは、「杏仁豆腐」
珍しくソースは「すいか」

『上に載ってる“つぶつぶ”なんは何？』
って、ツレがマスターに訊きたら…。

「食用カエルの卵」

って、めっさ笑顔で、答えとったがな。（爆）

それまで、「これ、美味い、美味いわぁ！」
って、機嫌よーに食うてたツレ…

どん引きー！

この「卵」に見えるんは、「スイートバジルの種」やし。（汗）
「生バジル」に「バジルの種」オシャレやん♪

こんなカウンター１２席で、コース料理を
全部一人でこなしてまうマスターはホンマに凄いわぁ。
CPも高いし、そら人気やわな。

あー、料理、美味かった。
あー、紹興酒、旨かった。
（ツレには、）誘てもーて、おーきにやで。

って、ツレは、二匹目のどじょう獲りに
“キャンセル待ちの予約”入れてはったヮ。

「★★★★」（4.0）
（行きたい時に予約とれへんから。笑）

最近「夏バテ」のせいか、晩早ぅに眠たなるねん。
寝んでもえー体質やったのに、やっぱ年なんかなぁ。(汗）

いっそのコト「サイボーグ」
にでもなったら寝んでえーのにな。（笑）

ん、「サイボーグ」ちゅうても寝んとアカンのんもおるなぁ。
『サイボーグ００９』に出てくる「001」なんか
しょっちゅう、寝息たてて、寝てるもんなぁー！

ん、「001」は“赤ちゃん”やからか？

「イワン、すいーっ…zzz」
「001」本名「イワン・ウイスキー」（ロシア）

●『一碗水』
　大阪市中央区安土町1-4-5
　06-6263-5190
　11:30〜13:30　
　18:00〜21:30
　日・祝休
　※毎月1日にその月の予約の電話を受けはんねんけど…激戦必死！
　もち、その日で予約満杯!!

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