【水炊き】


【福岡グルメ奇行(3)】


「博多」ちゅうたら、やっぱ「鍋」食わんと。
「二大鍋」ちゅうたら『もつ鍋』『水炊き』(みずたき)


『もつ鍋』は、最近、大阪でもよー店みるさかいに
もう、“日常”やわな。
しゃーけど『水炊き』は、まだ「それ何?」ちゃう?


大阪で『水炊き』(みずだき)ちゅうたら、
鍋に「昆布」を入れて、食材をこの出汁で
“しゃぶしゃぶ”して炊いて、
「ポン酢」で食べるスタイル
やん。


ま、近いねんけど、この大阪の「出汁」が
博多やったら「水」と「鶏肉」だけでとった
スープ
になるねん。


福岡にも「水炊き」の名店(老舗)も多いねん!
四代に渡って受け継ぐ伝統の味岩田屋
(創業1919年・大正8年)
『水たき長野』天然飼育で肥育した「華味鶏」
使ってるらしいわぁ。
『博多味処 いろは』四代続いてる名店


せやけど、残念ながら、夜だけの営業やったり
休みやったりや。(涙)


昼間に“水炊き”を「一人鍋」で、
食おうちゅう考えが、やっぱ難しいンかなぁ。(汗)


でも、なんでも諦めたらアカン!
調べていったら、その要望を満たしてくれる店が
ちゃーんとあってん。


それも「天神」の街のド真ん中。
「天神ビル」B1のグルメアーケード内。





『新三浦』天神店



本店(割烹)は、1910年(明治43年)に開業した、
これまた老舗。
その老舗の味が、ここでは手ごろな値段で
味わえるねんから、こらイカンとなぁ。


店内は、落ち着いた純和風の雰囲気。


ここは、スープが白濁してるから
「水たき」やのーて「水だき」って濁るねんて。
なんや、この“どーでもえーような”「こだわり」(笑)
食べさしてもらおかぁ。


「水炊き小鉢定食」@1890


「水炊き」と「ごはん」「香の物」「鶏スープ」
小鉢で「筑前煮」に「ゴマ豆腐」(黒砂糖入)が
主な内容。



この「水炊きの器」がまた歴史を感じさせてくれて
えーねん!




うわぁ、ホンマや、よー“白濁”してるわぁ。
こっちの白濁した「鶏スープ」から飲んだろ!


美味っ!
めっさ美味っつ!!


この「塩」を利かした「白濁鶏スープ」最高っつ!


「小鉢」もさすが“割烹”の支店や。
筑前煮」も「ゴマ豆腐」も美味いねん!


ほな、鍋は?
白濁したスープの中には、優しく炊き込まれた
鶏のブツ切りが。



これを「特製ポン酢」につけて食べるねん!
うん、うん、えーやん、えーわぁ。



「ビール」欲しなってくるなぁ。
メニュー見たら、オレの好きなハートランドあるやん。
こら、頼んどかんとな。



“ぷはぁー!”美味い。


せやけど、この「コースター」のデザインにも
やっぱ歴史感じるもんなぁ。



まだ、なんか他にも(食べるもん)欲しいなぁ。
何がえーやろ?
「鶏」使こてるンやから「肝」も美味いんちゃうかぁ?
と安易な推測で…
「鶏肝照り焼き」を注文!


これがな、甘辛い「うなぎのたれ」みたいなんで
焼いてくれてて…
めっさ美味いねん!
「ごはん」と一緒に食べたら最高!



“お決まり”でオレの嫌いな「山椒」がかかってきてんけど
それでもへっちゃらな位、美味いねん!
「肝」だけやのーて「心臓」もあったわぁ。
それも食べやすいように硬いトコにちゃーんと
包丁入れてあって
な。



これは「当たり」やったわぁ。
ごっそさん。


「★★★★」(4.0)


『どっか、キタで、オススメの“美味い鍋”食べれるトコ無いん?』
「そら、無いコトないで。」


『それ、どこら辺なん?』
「裏町やから説明しにくいなぁ。」


『だいたいでえーねん?どこら辺?』


「そやなぁ、シンミ新御堂筋



●水炊き『新三浦』
 福岡市中央区天神2−2-1 天神ビルB1F
 092-721-3272
 平日 11:00〜15:00 16:30〜20:30
 土・日 11:00〜20:30
火休


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「グルメの部」おーきにな!最高位記録更新“10位”!
あら、かなり落ちてしもたがな、
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