【侘家古歴堂(前)】


京都の祇園で鶏料理。
それも「花見小路」やでぇ。
ここら辺は高級店ばっかや。


いや、いや、ちゃうねん!
こんなトコら、オレみたいな庶民が
おいそれと行くトコちゃうがな。
肉姐“ご招待枠四名分”持ってて
『一緒に行きましょかぁ!』言うて誘ってくれたんが、
やまやんM(三郎)ちゃんに
オレ(炎の浪花男やってん。


定刻に現地(京都・祇園「花見小路」)集合。
オレは相棒の“やまやん”と一緒に
大阪から阪急電車で京都・河原町へ移動


やっぱ「花見小路」は、京都らしゅうてえーなぁ。
で、端っこまで行ったら、目的の店があるねん!


「おっ、隣のお茶屋は、あの有名な佳つ乃やん!?」



『侘家古歴堂』



これ、なんちゅう名前の店や?やろ・・・
最初、読まれへんかったでぇ!』
「鶏屋やろ?“こけこっこー”とか読むんちゃうん?」(笑)
『いくらなんでも“こけこっこー”はないやろ!
“わびやこれきどう”って言うんやって。』



で、店は“古典的な町屋”
下は、カウンター席で、二階は個室仕様
オレら四人は二階にある「六人部屋に通されてん。」



『おっ、部屋ん中に階段ついてるでぇ。』
(小上がりでっけど・・・。笑)
『掘りごたつに快適なソファー、ここえーやん!』
「さすが町屋や天井高いなぁ。」



『どちらか遠くから旅行かなんかで、
京都にお越しになられましたか?』

オレら完全に“田舎者”や思われてるでぇ…。(汗)


四人で、席に座ったら「特別招待券」を提示。
『では、本日は、メニューからお好きなモノを
どれでも自由に選んで頂いて結構です!』

「全部なん?食べもんも・・・飲みもんも?」
『えぇ、全てです。』


「そら、凄いわぁ・・・。で、オススメは?』
『こちらのコース(侘家コース)でこざいます。』
「コースの途中に“単品”も折り込んでもえーん?
『はい、全てお好みでどうぞ!』


仕事上、色々と「招待券」貰ろて、
使わしてもーた経験はあるんやけど・・・
こんなに“太っ腹な店”は今までに経験あらへん・・・。(驚)
間違いなく“最強の招待券”や!


「侘家コース」@8400
色々なもんを少しづつよーさん食えるちゅうコースを選択!



ほな、まずは「乾杯!」
オレらは、「生ビール」やってんけど
肉姐は「香檳(シャンピン)・烏龍茶」
それ、台湾で最高級のウーロン茶やん・・・。
これ、普通の飲食店にはあらへんで、
“高級店”にしか置いてへんちゅうヤツや…。(汗)


で、「コースター」もよー見たら
「店のロゴ」が“焼印”したぁーんねんけど
一枚づつ手押ししてるねんヮ。
“オレ”のんと“やまやん”のん微妙に違うもん。



まずは「前菜二種」(コース)
「カリフラワーのムース菜の花添え・人参の甘酢和え」



「侘家鶏のたたき」(コース)
「侘家鶏」は、ここの店専用に飼育されてる
“オリジナル鶏”やって。


『たった今、炭火で焼いて参りました。
出来立てをまずは、そのままでお召し上がり下さい。』

で、そのまま食べたらこれが、硬くも柔こぅものーてえー感じ。
焼き加減もほんのり炭が香る程度で軽あぶり。



めっさ美味っ!
「塩」も“二種”出してくれてんけど
どっちも聞いたコトあらへん知らんヤツやわぁ。



一つは、ハワイの下の方にあるクリスマス島のん。
も一つは、ガンダーラ産の六億年前の地層の塩」
どっちもえー塩やけど、この「たたき」には、
どっちも必要あらへん旨さやわ。


「特製鶏スープ」(コース)
中津で、毎日行列のラーメン屋のような濃厚さや。
美味いなぁ。



『こちらの“塩”もガンダーラ産ですが、
さきほどのとは違ったモノでございます。』



このサービス担当の女史、若いのに、知識もしっかりしてるし、
受け応えも余裕の笑顔や!
おまけに別嬪はんやし言うコトあらへんヮ。
(こら「只者」やあらへんなぁ。)


で、この「スープ」にこの塩入れたら…
旨さ倍増!
めっさ美味っつ!


続いて、「串」やねんけど…
その前になんか「生もん」食いたいやん!


「生肝なんかえーやん!」
『内蔵系は、何でか“鴨”のんしかあらへんぞ?』
ちょうコトで、
『京都山城産新鮮鴨肉の造り盛り』(単品)
ササミ、レバー、ハツ、砂肝。



それにしても、綺麗な「肝」や!



「厳選三種竹串焼き」
右から鹿児島薩摩地鶏鳥取大山の侘家鶏、京都丹波赤鶏は全てモモ肉。
『左に行くほど歯ごたえがありますので、右からどうぞ!』
言われるままに食うたら、確かにそやったヮ。
せやけど、やっぱ「侘屋鶏」が一番旨いヮ。



“やまやん”のお気に入りの『原了郭』の「黒七味」
置いてあるやん。



ここの店、来る前に“やまやん”が
『ちょっと寄りたいトコあるから付き合ってやー!』
って、行ったんが、この京都・祇園『原了郭』
で、「黒七味」買おうと行ったら…
営業時間終了で、買われへんかってん…。(汗)


「やまやん、ここで(黒七味)売ってもらいーなぁ!」(笑)
『売ってくれるかぁ、そんなもん!』


「季節野菜の昆布和えサラダ」(コース)
こら、“箸休め”にえーなぁ。
「昆布」がえーわぁ。
『たくさんご用意しておりますのでお代わりしてください。』
って、そんなんオレらに言うたら、
他のお客の分無くなるでぇ!(爆)



さ、そろそろここのオリジナルの芋焼酎でも頼もかぁ。
「侘家古暦堂特製芋焼酎



「首肉串」(せせり)(コース)
焼いたん持って来てくれて、卓上に保温用の「富士山溶岩のプレート」
温めて、冷めんよーにしてあるねん。
自分のペースで食えるよーにしてくれてる
“ありがたい演出”
やねんけど…
オレの場合、置いたとたんに食うてまうから
あんまり意味がない
かも…。(爆)



美味っつ!


って、まだコース半分くらいやでぇ!
「まだ、まだ食うどーっ!」


あら、そー言うたら、また鶏食うてるやん…

オレ“鶏好き”みたいやん!?(笑)


(つづく)




●【侘家古暦堂 祇園花見小路本店 (わびや これきどう)】
 京都市東山区四条花見小路下ル祇園町南側 歌舞練場北側 地図
 075-532-3355
 11:30〜14:00
 17:00〜23:00
 火休


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