【岡山・倉敷(4)岡山鮮魚料理銘店】


夜の岡山の街をグルグルと徘徊。
「どっか美味い店ないんかいなぁ?」
って、自慢の鼻を利かしながら歩くねんけど…


居酒屋はよーさんあるねんけど
「うまいもんレーダー」は、なかなか反応してくれへん。(汗)


「旨い瀬戸内の活魚、
食わしてくれるトコあらへんのかなぁ?」


あるんやろーけど、オレ、岡山の街
全く知らんさかいに、歩き廻るしか手ェあらへん。
呑み屋街の中に「割烹」は、たまにあるねんけど…
高そうで簡単に入れへんしな。


そしたら、割烹の店構えやねんけど…
表に「本日のおすすめメニュー」を出してる店があってん。


「看板メニュー」見てたら、
かなり料理イケそーや!
値段もそないに高こーないしぃ。


と思とったら、
後ろから店主らしき大将が店に戻って来はって…
「よかったら、どうぞ!」
って、軽く声かけてくれはってん。


それでも、まだ入れんと外に居ったら…
今度は、女将が出てきて
「どうぞ、ぞうぞ、入って下さい!」


そないに丁寧に出迎えてくれはったら
嬉しいから、すぐに入るわぁー!(笑)


お料理『作東』(さくとう)



カウンターの端っこに座って、
「おすすめメニュー」を見て、
「何、頼もかなぁ?」って…



まずは、「つきだし」
「揚げた魚の酢の物」



旨そうな瀬戸内の魚が、メニューによーさんあったから
「大将、旨い魚“造り”で、お願いしまっさ!」
で、「おまかせの活魚盛り合わせ」を注文!


「造り」ちゅうたら、そら「日本酒」いっとかな。
やっぱ、岡山の地酒がえーやん。
特別純米酒「雄町」



ごっつい「造り盛り」が、すぐに出て来たでぇ。
素早い仕事も「さすが!」ちゅう感じや。
左から「赤貝・さより・鰆(さわら)・ミル貝・ウニ・真鯛



うん、ここへ来て正解やったヮ。
どれ、食うても…


めっさ旨っつ!
こら、たまらん。


そら、酒も進むちゅうねん♪
純米酒「炭屋彌兵衛」



特に感動したんは、岡山では“旬”の「鰆」
(この時期、産卵に瀬戸内海に入ってくるから)
これ、「造り」で“えーもん”って、
なかなか出てけーへんねん。
(ちゅうか、他の地域やったら「造り」で食わんしな。)


そやけど、ここの「鰆」は、綺麗なピンク色
脂メッチャのった腹の部分や!


それに驚きの食感
どっちか言うたら軟い身やねんけど
ここのんは、しっかりしてる。(驚)
それも、この「サイコロ」に切ってくるトコが
また、憎い
ヮ。



で、「自家製豆腐」@500
これが、ここまま食うても
“豆の甘さ”めっちゃする「逸品」やねん!



こら、オレ的には、“塩で食う豆腐”やなぁ。
「大将、塩ちょ〜だい!」
で、出てきたんが「藻塩」
これ、かけて食うたら、またさらに美味いねん!


「れんこん すり身はさみ揚げ」@700
これ「すり身」最高や!
「海老シンジョウ」よー出来たぁーる。
「蓮根」の食感が、ちょい軟いんは気になってんけど…。
(これも「藻塩」で食いましてん。)



「地酒」も飽きて来たし、「ワイン」飲も♪
割烹やさかいにそないに「ワイン」は充実してへんねん。
“オススメ”が、白・赤共に二種づつあるだけや!
白の安い方のボトルがなんと@3000
めっちゃ安っつ!


また、「ワインクーラー」も割烹ぽく
“和”の焼きもんや!
(これも「備前焼」なんやろか?)



ワインもえー感じやでぇ!
「レ・ドメーヌ・ポールマス・シャルドネヴィオイエ」



「あの〜“子持ちべカ”って何ですのん?」
説明を聞いたら、どうやら“子持ち”の「ベイイカみたいやヮ。
地域によって「魚」って“呼び名”ちゃうしなー。(笑)


「ほな、それ、ちょーだい!」
って、言うたら「酢味噌」やのーて、
「木の芽みそ」で出てきたぁ。(汗)



オレ、「木の芽」苦手やねん。
あの独特の「苦味」がアカンみたいやわ。
恐る恐る一口食うてんけど…
あの「木の芽の独特の苦味」がほとんどあらへん!?
魚の味を引き立てる為に“マイルド”な味や!
なんか「魚」に“愛”を感じる「料理」や!


美味〜っ!


これが、また「白ワイン」にも合うから嬉しいねん。


「ほな、大将、最後にもう一品スペシャル”で!」
『この“のどぐろ”一匹いっときぃ!
もったいないけど揚げてみよか〜!?』
「いや、いや“揚げる”ンはもったいないヮ。
それ、やったら焼いて〜!」
『煮付けは?』
「あんまり好きやないねんけど…」
『オレを信じて“煮付け”いっときぃ!』


ちゅうこと大将信じて「のどぐろの煮付け」時価
『こんなん、大阪で食べたらえらい事やで!』(笑)
「大将、安ぅて頼んまっせー!」
これ、けっこうな大きさの「のどぐろ」やねん。



うわぁ、綺麗なぁ。
白身が“ぷりぷりっ”で、骨からホロホロ外れるから
めっちゃ食いやすいねん!

この煮つけ魚本来の甘みや旨みがそのままや。
これまたその旨みを活かす為だけの煮込み汁。


こら、ヤバイ。
旨過ぎぃ、この煮付け!


さすが、この道40年の技…
参りました。


オレがこんな綺麗に「魚」食うことあらへんでぇ。



仕上げは、ここの“名物”の一つ「釜飯」
これも“旬”限定の「竹の子釜飯」してもーてん。

「のどぐろ」食うてる間に、これで炊いてもーててん。



あとちょっと蒸らしとく間に
『これ、どうぞー!』って、
「カナディアン・サーモンのいくら」
サービスで出してくれはってん。
これまた、この季節に珍しい。
皮が柔らかぁて、美味いねん。



仕上げの「竹の子飯」最高!



「お漬物」の中に「自家製の奈良漬」が入ってたりして…

ホンマ言うことあらへんヮ。
(他、山ごぼう・おここ)



入口でよー声かけてもーたこっちゃ!(感謝)
これも「一期一会」やなぁー!


岡山で瀬戸内の活魚食うんやったら、
絶対『作東』来るぞー!


「★★★★☆」(4.5)


この店、近所にあったら、
絶対しょっちゅう行ってるヮ。


「大将、今日はなんの魚入ってるん?
また、えーのん入ってるやん♪

ほさ、サクッと 行くヮ!」


ちゅう感じでな。


ホンマ「岡山」で残念やヮ。(涙)
岡山近辺の人は“ここ”行っとかんとな。(笑)


●お料理『作東』(さくとう)
 岡山県岡山市北区平和町7-11 グレイス岡山1F
 086-234-5330
 月〜土 16:00〜01:00(L.O.24:00) 
 日   18:30〜01:00(L.O.24:00) 
 無休 
 http://r.gnavi.co.jp/y178400/


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