【いほり】


どっから見ても「武家屋敷」かちゅうほど
メッチャ古い「家」。
それになんや「蔵」まであるで。
ホンマにここ「店」なんかい!?
って、初めて来た人は絶対“ツッコミ”
入れたなるやろ!



“手打ちそば“「庵」(いおり)



提灯には「いほり」てなってるけど
「いおり」やからナ。
ほら「古典」思い出してや!
(って、いつの時代の“そば屋”やねん!)


「暖簾」のある「入口」をくぐると
もう一個別の「入口」があるねん。
昔の家ってこんなンよーあったヮ。



それにしても「ここ」
いくら場所「布施」やちゅうても
千日前通り”に面してるねんで。
(長堂1丁目交差点の西側)
一歩「店」の中入ったら“別世界”や!


え、なんでこんな「布施」の“そば屋”
知ってるかって?
知り合いの「料理長」に
「大阪で一番美味い“そば”何処?」って
聞いたら
「庵」教えてもーてん。


二個目の「入口」入ったら
昔で言うたら「土間」やったんやろな。
そこにかなりデカい「石臼」で“蕎麦”挽くのんが
置いてたぁーって「自家製粉」してはるねん。





で、食べるトコは「店」ちゅうより
「お家訪問」ちゅう感じやねん。
「明治時代」の流れなんかテーブル席があるトコは
「洋風」やねんけど、
一歩上がったら「純和風の畳の座敷」
(庭は「和」でかなり和ましてくれますなぁー)
かなり「和洋折衷」ですヮ



こんなトコやから、かなり「高級」なんちゃうん?
と思て当然やねんけど、それが…
冷たい“そば”「ざるそば」一斤@700 から。 
かなり安いンちゃう?
俺はいっつも食べるンは、それこそ価値ある
「天ざる」@1300



待ってる間は、「お茶」と「揚げそば菓子」で。
でも、なんでか「お茶」は「そば茶」やないねん?





そら、もう「蕎麦」は、マジで美味いで!
挽き立ての「蕎麦粉」を“手打ち”するねんから
そら、“香り”もえーし、「コシ」もえーし、
もう、ごちゃごちゃ言わんでもえーヮ。
だいたい、わざわざ「布施」にまで
食いに行くンやからその美味さて分かるやろ?





「天ぷら」もかなりええねん!
デッカイ「海老天」が二本も入ってるねんで。
また、揚げ方もえーからこれが旨いねん。


「季節のご飯」@100は「おつけもの付」
そやけど、オレ「かやくごはん」以外のモン
見たことないねんけど…(笑)




それか、やっぱオレは、母親が福井出身で
それに影響されてるから
やっぱ「ぶっかけ」がえーねん。
「おろしそば」@1000





そら、一人で「一斤」なんか全然足らへんで。
こんな“美味いそば”わざわざ来てるのに
そんだけで終わる訳ないやん!
「天ぷら」で“油もん”食べたら、
そら「大根おろし」で、胃の消化よーしたらなアカンやん!



仕上げは「出汁」を「そば湯」で割って…



あー、この「締め」最高や!
美味かったヮ。
やっぱ、ここまで来る価値あるヮ。



「★★★★☆」(4.5)



「“布施”言うても駅からメッチャ遠いンちゃうのん?」


って、そんなコトないで
「布施の商店街出たら・・・すぐ
そばや」



●手打ちそば 『庵』(いおり)
 06−6781−0357
 東大阪市長堂1丁目29−12
 (近鉄布施駅北側徒歩約10〜15分位)
 平日11時〜15時 、日祝日11時〜19時 月曜日定休日


『人気ランキング』「グルメの部」過去最高“16位”!
そやけどホンマに「急降下」やったなぁ…(汗)
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