【月山】


「あそこの“蕎麦屋”は、一回行っとかなアカンで!」


て、あっちゃこっちゃから
「オススメ」される蕎麦屋
谷九にあるねん。
谷町筋の「谷九」交差点からちょい北やねんけど
これが、マンションの入口の奥にあるから
「店」がどこなんかわかり難い…。


そやさかいに
この“木の看板”「目印」にしてもらうしかあらへん。



そば『月山』


その薄暗い細いトコ、ビビらんと突き進んだら、
民芸調のええ感じの「和」の玄関が現れるねん。



(どーせ小っちゃい、こじんまりした店なんやろ…。)
入口は分かりにくいわぁ、奥やわ、入ったら狭いて…(汗)
と思て入ったら、食べる場はけっこう広いねんヮ。
8席のカウンターは“掘りごたつ”になってて、
8名用の座敷があって、テーブル席(8名)まであるやん。


お昼、一人やし、カウンター席へ。
この「堀ごたつ」もよー出来とる。
ちゃーんと「床暖房」になったぁーるねん。
こういう見えへんトコに優しさがあるンはええで。


ここナ、ホンマは晩に行こぅと思ててんけど、
なんか結構「こだわりの逸品」で、
どれもえー値するらしいヮ。
そやから、まずは「そば」の実力だけでも
見とこと思ってな、昼に来てんヮ。


昼のコースは四種ほど「膳」があるねんけど
店の名前にもなってる「月山膳」を頼んでんヮ。
内容は、もりそば又はかけそば
小鉢・掻き揚げ・そばの実とろろごはん
(@1150)


「違うそばにも変えられます」て書いてあったから
「もりそば」を「辛み大根おろし」に換えてもーてん。


最初に来たんは小鉢の「そば豆腐」



どれ、どれ?
見た目は、あんま美味そや無いけど…?
食べたら…
「こら、やるやん!」
出足快調やから期待もてるヮ。


次は「掻き揚げ」



こら、見た目も美味そや。
シャキシャキ、カリカリに
上手いこと揚げたぁーるヮ。
素材もえーけど、技もえーわぁ。


さ、メインの「蕎麦」の登場やで。



上品な器に上品なそば。
そや、そや、
その前に重要なんは「辛み大根」や。



普通の「おろし」と「辛み」大根
両方付けてくれるンが嬉しいなあ。


「辛み」調節出来るからなあ。
そやけど、オレは全部いっぺんに入れるけどな。(笑)
ま、今ごろの「辛み大根」は季節(旬は夏)ちゃうし
あんま、辛ないやろと思ててんけど
なんの、なんの…さすが


「長野県下條村の川上さん」


から、わざわざ送ってもらうだけの事あるヮ。



そやけど、「そば」かなり美味いヮ。
荒さの中にも気品が漂うちゅうの。
湯掻きもえーから、麺の硬さもちょうどえぇし。
「そら、これやったら噂にもなるやろなー」


それに、この
「そばの実とろろごはん」
この“とろろ”も半端やないわ。



粘りもええし、味もええ。
これも…


「埼玉県妻沼町産の大和芋」


やねんて。
オレら関西人やったら
“もの凄いマイナーなトコ”ちゅう感じやねんけど
関東では有名な産地らしいヮ。
ま、この“とろろ”が「ええもん」使こてはる
言うのんは食べたら分かるヮ。


最後は、「そば湯」で
出汁(だし)割ってェ。



かなり、満足やー!
これで@1300はお得やヮ、


この“こだわり”やったら
やっぱ、晩の「季節の逸品」も食わなアカンな。
全国のあっちこっちから集めたもんばっか
らしいからなぁー!



「★★★★☆」(4.5)



それに、晩はナ、

  
15枚限定・素朴田舎蕎麦「板そば」


もあるらしーいねん。


そやけど、「限定品」やったら
先にそば食べんとアカンのとちゃうん。
順番的には、美味い「逸品」と「地酒」で
最後の「〆そば」にならんとかなりツライなぁ。


最後の〆そばが
「辛み(からみ)そば」
やなしに、最初のそばやったら
「辛い(つらい)そば」
になってまうやん!


●そば「月山」
 大阪市中央区谷町9-2-23
 06・6763・0199
 11:30〜14:00、17:00〜22:00
 月休
 http://off.nikkei.co.jp/contents/food/archive53/article02.html
 http://gourmet.kansai.com/G0000958
 


『人気ランキング』
「グルメの部」過去最高“16位”!
そやけどホンマに「急降下」やったなぁ…(汗)
今日は何位なんやろ?
お願いやから、下のアドレスに“IN”して見たってやぁー。
(見てくれたら“投票”されるねん)
ほな、よろしゅう頼んまっさ!
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