【巽鮨】

「こんな“縁”は大事にしたいもんやなぁー!」


読者から友人になった
「調理師希望」はんから
メールを貰いましてん。



「実は、お願いがあります。
先週開催された某百貨店の“北海道展”にて勤務した
「小樽の巽鮨」さんが、近鉄上本町に
5月3日から9日まで、出店されます。


かっぱ寿司」をこよなく愛し、
他には「元禄寿司」しか知らない私にとって、
ここのお寿司は、何を頂いても美味いー!
としか言いようがありません。


なので、ぜひ、お鮨に詳しい「浪花」さんに
一度食べていただき、感想を頂戴出来れば幸いです。




この「巽鮨」さんと私は不思議なご縁があります。
三年前、当時働いていた
串カツ屋さんのオーナー夫妻が小樽に旅行した時に
ものすごく美味い鮨に出会い、
その店(巽鮨)が大阪の百貨店の催しに
出店するということで、
とても美味しいから食べに行ってらっしゃい、と、
従業員全員を招いてくれるということがありました。



近鉄上本町店と、大丸梅田店、両方共行っておいで!」
と言われましたが、
私たちは黒門から近い上本町近鉄に自転車を飛ばし、
一番高い3000円のにぎりセットを無我夢中でたいらげたものです。



それから時は過ぎて、半年前、某百貨店の秋の北海道展で、
偶然「巽鮨」さんのイートインコーナー(茶屋)に
入ることになりました。
最終日にちょっとした“お土産”(にぎりセット)を頂きました。
ただしこのとき大将は東京進出。
麻布か六本木だかに新店を出した直後で、お弟子さんが握ったものでした。




そして、半年後のこの春の北海道展、何故かまた、私は巽鮨さんの
イートインスタッフになりました。
またもや、最終日にちょっとした“お土産”を頂きました。
今度は大将自ら握ったものでした。
気のせいか大将の握ったものはやっぱり違うような気がしました。(笑)



というわけで5月3日から一週間。
近鉄上本町に「巽鮨」さんが来られます。
もし機会がありましたら、お立ち寄りくださいませ。
6カン1000円からあります。
私はあまり鮨通ではないので、
お鮨の好きな「浪花」さんの感想を教えて欲しいです。
よろしくお願い致します。




ちゅう内容やってん。
こんなん「偶然」やあらへん。
絶対に「調理師希望」はんと「巽鮨」は
深い“縁”で繋がってるんやろな。
そんなえー“縁”のお裾分けやったら
こら、行かん訳にイカン!




そやけどオレな、よー「物産展」に行くけどナ
鮨屋の茶屋には、滅多に入れへんねん。
(そやかて、高いやん...。)
そやけど、今月はこんな“メール”
貰ろたんもあって、こないだ東北展の
鮨屋の茶屋入ったら“もひとつ”やってなー。↓
http://d.hatena.ne.jp/naniwaotoko/20070429
今回は、期待してえーやろー!


上本町近鉄(百貨店)
「北海道大物産展」
茶屋『巽鮨』





入口で、いつものよーに“食券”買おうと思ったら



「後払い」



なんや、なんでや?
いつもと扱い違うやん。




まず、特製の湯呑みに入った「お茶」が
運ばれてきたヮ。



「ご注文は、何にさせていただきましょうか?」
て、なんや感狂うヮ。
「物産展」の茶屋やのーて、
上の食堂街の店に居るみたいや。(笑)




「特選寿司(10貫)」@3150




今から「大将」に挨拶するのに
やっぱ「1000円のん」はヤバいやろ〜!?(笑)



「大将、忙しいトコすんませんなぁ…」
て、「調理師希望」はんからの紹介やちゅうて、
自己紹介して、名刺交換さしてもらいましてんヮ。


なんや、今日はいつもの
「物産展の茶屋のコラム」とは
ちょい感じ違うなぁー!(笑)
ちゅーてたら、大将が握った「にぎり」来ましたヮ。



ボタン海老(大)・マグロ大トロ・海水ウニ・平目・数の子
生ずわいカニ・アワビ・鳥貝・いくら・ハマチ



「特選、三千円、高っつ!」て、最初思たけど
よー考えてみたら、1カン300エンやん。
それにこの内容やったら、安い位やヮ。
ま、肝心なんは、味やけどな。


ほな、「ボタン海老」からいっとこか。





うわぁー!ぷりぷりやぁー!!
こら、めちゃ甘ぁいで。



マグロも「トロ」“脂”美味いヮ。



口の中で溶けるヮ。
最近、あんまえぇ「鮪」少ないのに
えぇ「ネタ」仕入れてはるヮ。




この「海水ウニ」も大阪やったら
あんま口入らへんもんやで。



普通の寿司屋に置いたぁーる「ウニ」は、
ある程度の期間を店で持たせなアカンさかいに
発色を良くするンと日を持たせるちゅうんで
「明礬」(みょうばん)につけたぁーんねん。



これが、実は、「ウニ」の「味」に
かなり影響してるねん。
そやけど、それが「通常」やから、
これしか知らん人が、この「海水ウニ」食べたら、
海水の自然の塩味とウニが本来持ってる
「甘味」と「旨味」にかなりヤラレるで。




地元(北海道)の寿司屋とか割烹には出回るけど
こっちでは、あんまあらへんから
これ食べれるだけでも価値あるヮ。



他にも「美味いネタ」について言いたいことは
よーさんあるけど“こだわり”の「地元ネタ」
のコト話したら長なるからこれくらいにしとくヮ。




ただ、一点だけ気になんのんは、
「シャリの味つけ」
オレ的には、関西と違うよーな気いするねん!
(メシに)「酢」が、あんま利いてないねん感じやねんヮ。



「醤油」もちゃうなぁ。
どっちか言うたら大阪で言う
「薄口醤油」みたいやねん。
深み,旨味よりも「塩味」が強いねん。




ま「酢メシ」の酢がキツない分、
「素材」勝負になってくるんかもナ。
これ、やっぱ地域による「食文化」の違いやと思うヮ。


そやけど、何が嬉しかったって、
大将が気遣って


「北海たこ」


4カンも出してくれはったコト。



「このまま食べて下さい。」
って、「たこ」醤油つけんと
そのままで食べるんも“初”やヮ。
オレら、「たこ」は、
“明石もんに限る”て思てるけど
こら、また全然“別物”として美味いヮ。




歯ごたえもしっかりしてるし、
噛んでたらちゃーんと「たこの味」もするしぃ。
“塩味”の「たこ」、おーきにやで。
いや…



「大将の気持ち」おーきにやヮ。


そやけど…
いくら、「昼」やちゅうても、
「寿司14カン」だけやったら足らんヮ。(笑)


「どんぶり」も美味いらしいから、
そっちもいっとっくヮ。



カニいくら丼』@1500






ほら、ほら 
酢メシの上に「ずわいカニ」よーさんひいてあって、
その上に「いくら」山ほど載っ
たぁーるで。
「醤油」ちょいたらして、
「わさび」まぶして
かき混ぜて口ん中にほーばったら





口ン中は、



「北海やぁー」



芸道40周年記念アルバム ツインパック ― 函館の女・風雪ながれ旅・橋
サブちゃん(北島三郎)の唄が
どっからか聞こえてくるでー!(笑)


一緒に頼んだンは
カニ味噌汁」@525





ここにも「ずわい」入ってるで。
白味噌ちゅうのが「ミソ」やヮ。







うん、優しい「味」で美味いヮ。



アカン、もー腹いっぱいや・・・。
大満足や!



いくらなんでも
もー(食えんヮ)堪忍ん)や。


「★★★★☆」(4.5)


「北海道」行ったら、
「本店」にも行ってみたいなぁ。
「小樽」やろ。いつか行ったろ。
 
現地で食べたら、もっと美味いんやろなー!


それまでに、もっと大将とも
“縁”を深めとかんとなー。


広いトコにゆっくりて、
テーブル席に座らしてもーたんやけど
カウンター座ったら、もっと大将と
話出来たのになぁー!


うーん、こーなったら…

もっと、喋れるまで



「おったる!」
(百貨店の茶屋やし、迷惑やっちゅうの!)



近鉄百貨店上本町店「北海道大物産展」
 http://www2.d-kintetsu.co.jp/ue6/2007hokkaido/index.html


●小樽『巽鮨』
  http://www.tekipaki.jp/~otaru-tatsumi/


『人気ランキング』
「グルメの部」過去最高“16位”!
そやけどホンマに「急降下」やったなぁ…(汗)
今日は何位なんやろ?
お願いやから、下のアドレスに“IN”して見たってやぁー。
(見てくれたら“投票”されるねん)
ほな、よろしゅう頼んまっさ!
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