【関東煮】

「おでん専門店」はよーさんあっても
「関東煮専門店」はあんま見んなぁ〜！

ま、正式な由来とか違いは、
こっちへ置いといて、オレん中では、
関東式の醤油濃いンが「おでん」で、
ダシ濃いンが、「関東煮」ちゅうコトに
なっとんねん！

オレの小ちゃい時に
ウチのおばぁはん（祖母）は
よー「関東煮」してたわ。

「関東煮」ちゅうのは名前ばっかで、
色は濃いわぁ、ダシも濃いわぁ、
おまけに鶏ガラまで入って、
ウチの家、どんだけ濃いねん！（笑）
（でも、それが好きやってんけどな。爆）

ま、最近、やっと寒なってきたさかいに
「おでん」や「関東煮」の
えぇ季節になってきたなあ。

そう、そう「おでん」ちゅうたら、
大阪日本橋の老舗「たこ梅」本店が
“復活”しよったなぁ。

「味」どないなってるンか気になるねんけど、
あそこでオレが満足するまで呑み食いしたら、
シャレにならん“金額”になるから、
また今度にしとくわぁ。
（オレみたいな庶民は「鯨コロ」「たこ」の注文は厳禁！）

で、オレが気になっとる「関東煮屋」は、
玉造駅前にあるねん。

そこいつも客でいっぱいや。
俗に言う、行列の出来る人気店やヮ。
雰囲気は当然“庶民的”やから超安心。（笑）

関東煮『きくや』

中はカウンターだけ。
ツメツメで２０人がやっとや。
もう、晩になったら肌寒いのに
ここは全部の扉、全開や！
ま、客と関東煮の熱気でぜんぜん寒ないけどな！

そやけど、ほとんど外みたいやのに
「店内の携帯電話の使用はご遠慮下さい。」
って…。（笑）

目の前には、ぐつぐつ煮たぁーる
「関東煮器」が左右に二台。
めっさ美味そォー!?

メニューは、背面に。
（前の「具」見て注文した方がはるかに早い）

今どき「おでん」とか「関東煮」の専門店で、
「具」が一個“百円”切ってる
ってトコなんかあらへんで。（笑）

ほな、早速、注文やぁ！
まずは「生」（キリン一番搾り）

で、関東煮な。
「ねぎま」「じゃがいも」「たまご」
「だいこん」「もちきんちゃく」

ダシの色は、ほとんど透明
最近の“濃い色のん”に慣れてるから
まだ、ちゃんと炊けてないんちゃうか？
て思うけど全然大丈夫！

もち、上品な薄味なんやけど
よー“だし”は染みてるさかいに。
これ、素材の味引き出だしてるわぁ。
（店のイメージとはちゃうなぁ〜！笑）

「ねぎま」なんか、ちょい七味かけたら
めっさ美味いでェ。

「もちきんちゃく」は
“とろとろっ”になった餅が
流れ出せへんよーにか、
口に「かまぼこのうす切り」入れたぁーるヮ。
芸が細かいなぁ。

美味っつ！

で、次に注文したんが
「ソーセージ」「たけのこ」
「ロールキャベツ」「あつあげ」

「ソーセージ」は“お魚ウインナー”みたいやヮ。（汗）
オレ、「関東煮」の「たけのこ」かなり好きやねん。
それも“先っちょ”なぁ。
「ロールキャベツ」もええでぇ！

“上品な薄味”やからなんぼでも食えるで。

旨い、美味いヮ。

ここ、満員なんは、近所に住んでる若い子らが
ご飯代わりに使ってるせーもあるんやろな。

「ウーロン茶」に「ごはん」
で、「関東煮」をおかずにしとんねん。
それにしてもよー食いよるヮ。
〆に「うどん」も食うとるからなぁ（笑）

えーこっちゃ、
若い奴はやっぱ食べなな。

オッサンは、表に並んでる人らに
さっさと席空けるヮ。（笑）
こんだけで＠1500ぐらいやから
かなり幸せやヮ。

ごっそォさん。

「★★★★」（4.0）

それにしても気になるんは…

前のパチンコ屋の屋上の

ヘリコプターや！

なんでか羽根廻ってるしぃ…

勿論、飛びまへん…。

やっぱ、オモロイなァ『玉造』

●関東煮『きくや』
　大阪市東成区東小橋１−１−１７
　06-6976-9629
　11：30〜22：00
　土日祝休

※関西美味礼賛にもここの詳しい様子が↓
　http://blog.kansai.com/maa/425

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