【大正中華】

大正デェープドーン、その２

一軒目に連れてってもーた
ホルモン『串よし』
がかなり衝撃的なデェープさやったヮ。

二軒目に案内してもーたんは、
「泉尾商店街」に戻って“中華屋”。

この店前の「表メニュー看板」
これ、ちょっとオカシイでぇ！

「すい餃子」「やき餃子」の
“ひらがな ”はまだ許せるとして…

「８只」…

たぶん「８個」ちゅう意味は、
だいたい想像はつくねんけど…。（笑）

店主は中国人夫婦らしーいから
ま、しゃーないか。

せやけど…
「むしとり」って…（汗）
（※「虫捕り」やおまへん…「蒸し鶏」でおま。）

中国料理『香港飯店』

中は縦長で奥に長い店。
四人掛けのテーブルが何個かあるから
結構キャパ（シティ）はあるみたいや。
ウチらは中華やし、気分出す為に
一番奥の大きい円卓に座ってん。
（１２人掛けを三名で独占！）

ほな、まずはドリンク。
最初は「生ビール」で乾杯！
経理のSはんは酒アカンからお茶で。

アテは、表看板で“ツッコミ”入れた三種
をまずは注文！
「むしとり」から（笑）

これ、結構よーさんの量あるでぇ。
めっさ、お得とちゃうん!?（驚）

鶏肉、蒸したぁーるのになんでか
ちょい硬いねんけど…
味もめっさ薄味やねんけど…。

『こーしたら美味しくなりますよ！』
って“調理師希望”はん。
って、「ラー油」「胡椒」をたっぷり…。
その気持ちはわかるけど…
いくらなんでも、そら、かけ過ぎやでぇ〜！（汗）

『美味しいですから、浪花さんもぜひ！』

「た、確かに美味なったヮ。」（大汗）

で、「焼き餃子」
えぇ感じに表面“カリッ”と焼けてるやん。
美味そうやぁ！

「餃子」旨いから「たれ」要らんくらいやなあ。
って思ってたら、また隣でめっさ「ラー油」つけて
食べてる人（調理師希望）おるで…。（汗）

「水餃子」
厚い皮が、いかにも“自家製”ちゅう感じでえーなぁ。
「焼き」とは、味は、全然別モンやけど
定番通り「マトン」（羊肉）も入っててイケてるわぁ。

恐る恐る隣を見たら…
「やっぱり…」（汗）
（またもや、ラー油浸け）

ここで、オレは「老酒」にチェンジ！
「調理師希望」はんは「芋焼酎水割り」に。

「紹興酒」にはこれやろ！
「ピータン」@350
もし、これ、メニューの写真通り来たら
丸まま“二個”づけ位の量になるでぇ…。
「ホンマにそんなよーさん来るんかいな？」
と思いながら頼んだら…

“量に偽りなし！

めっさぁ、よーさん入ってるわぁ。

一個は若いのん、もう一個は熟成。
なんかまた極端やなぁ。（笑）
ま、若いのんと熟したん一緒に食べたら
口ん中で丁度よーなるかぁ。（爆）

「“紹興酒”は、三年もんやから
酸味かなりあるんやろな〜!?」
と思ったら、これが酸味も少なぁてなかなかイケる。
一合@350は、かなり嬉しいねんけど…
（ロックで二杯飲めるさかいにな）

「なんで日本徳利やねん！？」

やっぱ、本格的な料理も頼んどかななぁ。
「何がイチオシ！？」
って、店主に尋ねてん。
最初は通じへんかってんけど…
しばらくして理解したんか
「アワビ！」

大衆中華やさかい、この店では
店で一番高額@1500円
「紅焼鮑魚」

ま、他からしたら半額やけどな。
ここのコストパフォーマンスの高さを信じて
清水の舞台から飛び降りたった。（笑）

店主の“自信作”が出てきて、
さぁ食べようちゅう時に…。
経理のSはん
『お二人で召し上がって下さいね。
ワタシ、鮑、駄目だから…』
「えーっつ!!
もっと早よぉ言わんと…」（困）

せっかくやさかいに遠慮のぅ
二人で頂きまっさ！

うん、美味い！
「鮑、硬過ぎず、柔らか過ぎず…。」こら、えーわぁ。
似たような食感の「筍」「しいたけ」とか
入れ過ぎやけど味はえーでぇ。

ま、まさか隣でラー油かけてへんやろなぁ…？
と目をやると…

『私、生まれて初めて鮑食べました！』（涙）
「で、（味は）どない？」

『エリンギ』みたいですねぇ！

椅子から落ちるわぁ。（笑）

「Sはん、鮑アカンかってんから
好きなん頼みぃやぁ！」
『では、“海老チリ”を』

「海老チリ」って聞いて期待したんは
“調理師希望”はん。
辛いもん大好きやからなぁ。（笑）

こら、見るからに美味そうやん！
どれどれ。
「あら？うん、でもオレはこの味ありやけど…」
と嫌な予感して隣を見ると…

『えーっ、ウソォー！
甘い〜っつ!!!』

そう言うたらSはんは辛いもんが
アカンかってんや。（笑）
Sはんが「海老チリ」って言うた時に
気ぃつくべきやったかもな。

Ｓさん
『美味しいねぇ〜!』

“調理師希望”はん撃沈！

最後の仕上げは…
『やっぱり、浪花さん、岸和田市民さんと
仲えーから、あれですよね？』
「そや！正解!!」

「炒飯」

見た目、めっさ美味そー！
では、早速…

惜しいなぁ。
フワァパラァやねんけど…
油が、まわってないさかいに
ごはんパサついてるわァ。

これは、ニイやん（岸和田市民）には
（「美味いっつ！」って）報告は出来へんわァ。

それにしても、CPごっつ高い店や。
恐るべし大正“中華”。

こら、ウチの仲間で“飲み会”やって
全部のメニュー食べつくさんとアカンかもな〜。

「★★★★」（4.0）

やっぱ、本場の人（中国人）が料理する店
はえーなぁ。

中国では、料理人のコト「厨師」ちゅうねんけど…。

「香港」は昔、イギリス領やったから

えぇコック

かも。

●中華料理店『香港飯店』
　大阪市大正区泉尾３-１５-５
　06-6551-6883
　11：00〜22：00
　休不明

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