【この季節の蕎麦】

この時期「美味い蕎麦」を食うのんは難しいなぁ。
そら「新そば」が、目の前ちゅうコトは、
「ヒネ」やから、そら難しいヮ。
逆に言うたら「そば粉」に頼られへんから
“技”あらへんかったら『美味ない！』って言われるやろな。

で、選んだんは、福島(区)にある
「手打ちそばの店」
「福島」言うても梅田から近いトコにあんねん。
こんな都会の真ん中で、なかなか隠れ家的な
雰囲気な店あらへんで。

手打ち蕎麦『まき埜』（まきの）

外からは、店ん中の様子は見えへんけど、
安心して入りや。（笑）
中、入ったら上品な静寂な空間や。

テーブル席もゆったり配置してて、
いかにも本格的な蕎麦屋ちゅう感じや。

せっかく来たんやから「蕎麦料理」で
“ぷはぁ〜っ”しとこか。

何がえぇかなぁ？
「そばがき」「そばみそ」？？
専門店やさかいにそないに品目は
よーさんあらへん。

やっぱ、「だし巻き」（夜のみ）＠1000や。
蕎麦屋の出汁で作る「だし巻き」美味いもんなぁ。

「ぷはぁ〜っ！」

ちょい「アテ」に「胡瓜の漬物」付けてくれるん
嬉しいなぁ。

で、えぇタイミングで「だし巻き」が出て来るねん。

「出汁」“たぷたぷ”やのに
ちゃーんと成形出来てて、さすが蕎麦屋のんや。
ボリュームもけっこうあんで。

そのままで一個食うたら…

美味っつ！

さらに嬉しかったんは、「大根おろし」が
「辛味大根」やったコト。
この“辛味”が、えぇ〈アクセント〉になるねん。

このめっちゃ小っちゃい「醤油差し」も
オシャレやねー！

「だし巻き」食い終わったら
『もう、蕎麦さしてもーてよろしいか？』
って声かけてくれはるのも嬉しいなぁ。

「よろしゅうに〜！」
さ、「蕎麦」は、“酒のアテ”にもなる
「玄挽きそば・十割手打ち」（夜だけ）＠1000

平打ちの蕎麦やなぁ。
まずは、そのまま食う。
この季節やのにやっぱえぇ仕事してはるわぁ。
ちゃ〜んと「蕎麦」の味してるわぁ。
香りは、弱いんはしゃーないな。

次は「塩」で「蕎麦」を。
これを「アテ」に日本酒を“ぐびぐび”。
また、オシャレな器やなぁ。

で、「つけ汁」で。
つけ出汁は、関西風でも関東風でもあらへんなぁ。

うん、美味いわぁ。

仕上げは、「そば湯」で。
これまた「錫製」で贅沢な。（驚）

うん、満足。

「★★★★」（4.0）

「新そば」が楽しみやなぁ。

えっ、ここの名物は
夏の「すだちそば」って…。（汗）

●蕎麦『まき埜』 （まきの）
大阪府大阪市福島区福島6-11-13 シャトー西梅田　１Ｆ
06-6453-2828
11:30〜14:00
18:00〜22:00(L.O.21:30)
※売り切れ次第終了
水休

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