【岩山海組みとく洞】


「お忙しいのにこんな遠方まで、
  お集り頂きました“関係者”の皆様方
   この度は、誠に申し訳ございませんでした。」


えっ、何をそんなに真面目に謝ってるねんて?
 そら、こう言ういきさつやってん…。


『オレ、今年はホンマに忙しいから“忘年会”は絶対無理やて!』
「あっ、あんなに“岩山海(いわさんかい)オフ”やるって言うてたのに…」
『マジで、時間無いねん!』
「言うだけで、結局やらへんねんや…」
『それ、かなりムカつく!
  そんなに言うンやったら、やったるヮィ!』


『そのかわり、午後9時の開始やからナ!!』(激)


とほぼ喧嘩買うてもーた感の「忘年会」始まりやってん…。
(ま、ここからして船出は悪かったンかも知れん…)
そやけど「やる!」て決めたら早いで!
前々から言うてる人には、声かけて…
「あっ!」ちゅう間に段取り完了!


人数は男女7名。
今日なんか「忘年会」のいっちゃんピークやのに…
それも午後9時からや言うのに…
みんな頑張って段取りつけて
東大阪の布施まで来てくれるちゅうねんから
メッチャ嬉しいなぁー!(涙)


「岩山海」の新しい姉妹店(3号店)の
“鍋専門店”が、かなりの話題!!


えっ、そんなンいつの間に出来てたん?
オレ、初めて知ったし!(驚)
そら、あそこの「鳥取境港直送の新鮮な魚」やったら
「炭焼き」しても「鍋」にしても美味いン決まってるやん!!
(当然「岩山海」でやるつもりやってんけど…)


そや!「忘年会」会場、そこに変えよ!!


“忘年会シーズンピーク日”やのに、ごり押し(込み)予約!
…成立!
(ここから“悪夢”が始まるねん)


場所は「岩山海」本店のすぐ近所。


鮮魚鍋専門店『岩山海組 みとく洞』



また、この“ネーミング”
ホンマ笑えるヮ。
「河内弁」で、言われたらビビるでぇ!


「言わさんかい!見とくどぅー!!」


「小阪店」出来た時も
「手作り」の“度合い”が進んでるんにビックリやったけど…
今度は“漁師居酒屋”やのーて
“鍾乳洞”
鍾乳洞に祀ってある神様の社で「鍋」って…
なんちゅう“コンセプト”や。



店内はメッチャ狭い。
それも「洞窟の通路」を意識してるんか?
“天井”見上げたらまさに「洞窟」



下にはいつもの鳥取県境港直送」の“鮮魚”ら。



“ピチピチ”の「魚」よーさんあるやん!
これ「鍋」に入れるン“贅沢”やなぁー!


「本日は、お二階にご用意させて頂いております。」
『えっ、二階てどこ?まさか、あの上…?』


どーみても無理矢理作ったよーな「中二階」
梯子で登らなアカンし…
(酔ぅたら落ちるで!)
あ、頭、気ィつけな打つで!


このスペースに8名?
一回座ったら、もう立たれへんし…。


ま、さっさと「鍋」しよっ!
美味かったら「狭い」ンも気にならへんよーになるって…(汗)


ほら、来たで!
「岩山海」仕様の山盛りの野菜!
今「裏の畑」から採ってきたんやろー!ちゅう感じ。
(ネギなんか切ってへん、そのまんまやし…笑)



「鍋」の“味つけ”は四種類から選べるねん。
「醤油」「味噌」「黒豆乳」「和風カレー」

ふーん。


みんなは、「海鮮鍋」ちゅうても
「変わった“味”の方がえーやん!」て
「黒豆乳」と「和風カレー」リクエスト多し。
そやけどオレは、
「やっぱ“基本”は押さえとかんなアカンやろ!」
って、強行に「醤油」
結局、「醤油」と「和風カレー」の二種を選択。


来た、来た!
最高の「魚貝盛り」
「ハゲ」やら「ホタテ」やら
なんやかんやよーさん載ってるヮ。



こんだけ色々なもん入れたら、
そらえー出汁出るはずやヮ。
「鍋」煮えるまで、
「刺身三種盛り」(ぶり・まぐろ・たい)でも突いて呑んでよかー!



「乾杯〜っ!」
(呑み放題付きやしガンガン行ってくれー!)


本日は「鍋コース」@3500に
呑み放題プラン@1500


て、やってる間に…
「鍋」(醤油版)が完成!
ほな、喰うぞー!


って、これ何?
なんか「卵」いっぱい浮いとんやけど…。
「ハタハタの卵」…。
オレ、「いくら」とか「数の子」苦手やねんけど…。
それに何、この薄緑の「卵」
糸引いてるンやけど…(汗)



どう見ても「蛙の卵」


か…かなり“戦意喪失”や…。(脂汗)


で、鍋の味の方は…


「薄っ!」
コクなんか全くあらへん…。
これ料理知らんヤツが作った「鍋」ちゃうん?


そや、この「刺身醤油」足して…


…アカン。


しゃ、しゃーない、こうなったら「味」変えるしかあらへん!


この「スイート・チリ」入れて「タイ鍋」に変身や!


…アカン。


み、みんなは?


うわぁー、全滅やぁ
箸いっこも進んでないやん!


や、野菜“新鮮”やったやんなぁー?
(うん、うん)
さ、魚“新鮮”やったやんなぁー?
(そう、そう)


な、なんで
「こんな不味い“鍋”に仕上がるねん!」


そ、そっちの「和風カレー」は?
そ、そっちは、う、美味いンちゃう?(汗)


とその時に…
「寿司来ました〜!」


「〆鯖寿司」(バッテラ)と「鱒(ます)寿司」
おおっつ、これは、えらい美味そうやん!
これで、ちょっと落ち着こ!



…。


なんや、これ?


ここは何処?オレは誰?
(今日の“記憶”消してくれー!)


はい、「和風カレー」
(もう、喰うンが怖い…)


…。


どっかで食べた「魚貝のスープカレー」みたいや。
今までが、あんまり酷かったから、これまだマシに感じるヮ。


み、みんなは…?


「撃沈」


「☆」


『ホンマにすいまへんでしたなぁー!』
(今回は、完全な選択ミスでしたヮ…)

『みんなぁー、次は、新春に本店で
“リベンジ”したいと思てますンで
これに懲りずもう一回よろしゅう頼ンます!』


こ、ここは「岩山海」や無い…。


オレの五ッ星が…
「洞窟」の中“落盤事故”で
崩れて落ちてもーたヮ!


落盤事故重症者一覧(敬称略・順不動)
 【男性】さすらい・やまやん・通風まであとわずか・炎の浪花男
 【女性】ゆかり・まこと・調理師志望


●「岩山海」ホームページ内『岩山海組 みとく洞』
 http://www.iwasankai.com/supecial/index.html


鳥取県三徳山投入堂」がモデル
 http://homepage1.nifty.com/komachans/yama4/mitokusan.htm


◎「岩山海」(★★★★★)のホンマの実力はこっち読んで!
 http://d.hatena.ne.jp/naniwaotoko/20060118/
 http://d.hatena.ne.jp/naniwaotoko/20060616/ 


『人気ランキング』
「グルメの部」過去最高“16位”!
そやけどホンマに「急降下」やったなぁ…(汗)
お願いやから、下のアドレスに“IN”したってやぁー。
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