【超個性的】
「京都」ちゅうか（４）
京都の夜は、かなり寒(さぶ)い。
“酔い覚め”してもーたからかもなァ。
さ、「ポン酒」（日本酒・冷酒）でも呑んで、
温まろか。
この店、めっちゃ雰囲気えーわぁ。
えらい京都っぽいしい。
「おっ、えらい“全国各地の地酒”揃ってるやん！」
それに〆に「軍鶏(しゃも)の玉子かけごはん」＠500
えーなぁ。
やきとり『土佐屋室戸』（とさやむろと）
なんで、「京都」やのになんで
「土佐(高知県)室戸(市)」やねん？
それに「土佐料理屋」ちゃうしぃ。（笑）
一階は、「かんと」ちゅうBARやしぃ。
これ、どっから二階へ上がるんやろ？
とか一瞬「敷居高い」感じの店。(汗）
で、玄関入ったらすぐ左に階段あるヮ。
二階へ上がったら、カウンター主体の店。
店主が一人でやってるみたいやわ。
それにしてもごっついカウンターやな。
どっかの高級寿司屋みたいに「一枚板」やし。
椅子もどっかの西洋のお屋敷にあるようなごっついヤツやし。
それに何でんの？この壁？
（ガラス製らしい）
外観の京都らしい感じなんと全くかけ離れてる
異次元感バリバリの内装。
この独特バランスがここの店の個性かも。(笑)
店にメニューはおまへん。（汗）
壁に「地酒の一覧表」はおます。
せやけど値段はいっこもわかりまへん…。
とりあえず、自分の好きな銘柄があるさかいに
地酒を注文！
「男山・生酛純米」
よーさん、入れてくれるねん。
これ、なんぼか（値段）わからんから、
余計に不安になったりして…。（笑）
つきだしは「京都名物・万願寺とうがらし」
これが、炭火焼きでシンプルに焼いてるだけやのに…
めっさ美味っつ！
この店主(オヤジ)、絶対やるわぁ。
と思ったら、やっぱ「割烹」歴長いらしいヮ。
「焼き鳥食いたいねんけど…コースしかあらへんの？」
『いや、コースは出来へん。単品やったら出来るヮ。』
って、単品で出来るネタをよーさん言いだした…。
「覚えられへん…」
覚えてたネタは…
「ズリ」
めっちゃ歯応えあるやん！
美味っつ！
「せせり」
一串にどんだけ刺してるねん！
美味っつ！
こら、やるわぁ。
地酒も進むでぇ！
「桃の滴(しずく)」
アテには、でっかい「生しいたけ」を注文！
これ、一見「生」みたいやけど、上手い事焼いてるねんなぁ。
焼きすぎはイカン。
このちょい生感が残るぐらいがえーねんなぁ。
やっぱ、腕あるわぁ。
で、そろそろ〆に入ろうと「軍鶏玉子かけごはん」を注文！
そしたら「店主」は…
『“軍鶏玉子かけごはん”は出来へんけど、
“軍鶏玉子雑炊”は出来るヮ。』
なんで、「軍鶏玉子雑炊」が出来るのに
「軍鶏玉子かけごはん」が出来へんのか
オレには、まったくわからん…。（謎）
ま、えぇわぁ。
ここは、「地鶏の水たき」が“名物”みたいやしぃ。
「鳥の出汁」使こた「雑炊」に期待しよー！
で、しばらくして出来上がった「雑炊」に感動！
一人鍋やのに「軍鶏卵二個使い」
予想通りに美味い「鳥出汁」
で、和食やのに「黒胡椒」がけ。
やっぱ、やるわぁ、この大将！
めっさ美味っつ！
こら、たまらん。
美味かったわぁ。
値段はちょい高めやけど、
えーもん出してくれはるわぁ。
次回は、もっとガッツリ食いに来よ！
「★★★★」（4.0）
大将曰く…
ウチの名物は「鶏の水だき」や「焼き鳥」やないねん。
ホンマは、「天然の本クエ」やねん！
残念ながら、もう今シーズンは終わりやから
来年の１０月〜２月に「クエ」食いにおいでぇ。
で、今年一番美味かった「本クエ」の背骨を見せて
「でっかいヤツ」やったでえ！
４０キロほどあったヮ。
「なんやねん、そのでっかさ!?」（驚）
最近は、ほとんど出回ってるヤツは、養殖もんやし
天然のでっかいヤツなんか滅多に見いーひん。
（普通に出回ってるのは、５kg以内のヤツ）
「必ず来シーズンは食いに来るどー！」
せやけど、ここの店はホンマに懐が深い店や！
個性的なんにもほどがあるヮ。
大将の娘は、バリ島のウブドゥに住んでたんやって…
そこは、「バリアート」で有名な町やねん。
（芸術家がよーさん居るねん。）
オレ、バリアート大好きやねん！
『トイレに作品があるヮ。』
で、トイレにどんな「バリアート」があるんかと思て
行ってみてんけど…
どこにも「絵」なんかあらへん…
「彫刻？」
と思ってよー見たら…
「トイレだけに下ネタかいっつ！」
●やきとり『土佐屋室戸』
京都府京都市中京区河原町通三条下る大黒町４９
075-221-3056
詳細不明
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